毎年11月の中旬頃になると、「しし座流星群(獅子座)」が観測できるチャンスが訪れるので、流れ星を楽しみにしている方も多いと思います。
秋の天体観測の楽しみの一つでもある、気になる「しし座流星群2023千葉県のピーク時間・方角について見ていきます。
また、千葉県で星空(流星群)を見るために適した観測スポットについても紹介していきますね。
目次
しし座流星群2023千葉のピーク時間や方角
しし座流星群は有名な流星群の一つですが、2001年には日本で1時間に1000個以上流星が観測され話題になりましたね。
流星が多く見られる観測の爆発は33年ごとに起こり、次回は2034年頃と言われていますね。
今年2023年の流星の観測数は条件が良ければ、1時間に数個ほどと予想されています。
今年は数は多くありませんが、流星の速度が速いことから明るいものが多く、見応えのある流星群なので、流星痕が残るほどのインパクトがあることも。
しし座流星群の特徴は3つあります↓
(1)スピードが速い
しし座流星群の流れ星の速度は秒速71kmに達し、国際天文学連合がまとめた64の主要な流星群の中で、最もスピードが速い流星群とされています。よく流れ星が流れている間に3回願い事をすると叶うと言われていますが、願い事を唱えるのが一番難しい流星群とも言えそうです。
(2)明るい流れ星が多い
しし座流星群は全体的に明るい流れ星の割合が高く、火球と呼ばれるひときわ明るい流れ星も多く観測されます。(3)流星痕が観測できることも
明るい流れ星が流れた後、その流星の軌跡上で雲のようなものが淡く輝く「流星痕」を観測できることがあります。
しし座座流星群2023がピークを迎えるのは、11月18日(金)の14時頃に極大(ピーク)になると国立天文台から予想がでていますね。
今年は、月明かりの影響を全く受けないという点では好条件です。
しし座流星群2023千葉のピーク時間は11月18日の未明から明け方
しし座流星群2023の出現時期は、およそ11月10日〜11月30日頃となっています。
日本での流星の出現ピークは、11月18日の未明から明け方と予想されていて、その前の日(17日)と後の日(19日)が、流星群のもっとも観測しやすい期間です。
千葉県でしし座流星群2023が見やすい時間は、ずばり、11月18日の午前0時〜午前4時頃です。
天候条件にもよりますが、おすすめの日・時間帯はこちらです。
- 11月18日の午前0時〜午前4時頃
しし座流星群2023がピークを迎える時間は未明から明け方になります。
しし座流星群2023千葉の方角は全方位
流れ星は、放射点を中心に放射状に流れます。
全方位からということは、タイミングがわからなく、どこから降ってくるのかわからないので、全体を見上げることがポイントになります。
なので、真上を見上げていれば、どの方向にも流れ星があらわれるので、特定の方角を気にすることなく、空の広い範囲を見渡すようにすると流星が見つけやすくなりますよ。
また、屋外の暗さに目が慣れてくまでに時間がかかるので、最低でも15分くらいは観測を続けましょう。
次に、千葉県で流れ星を観測するのに、最適な観測スポットについて紹介していきます。
しし座流星群2023千葉の最適な観測スポット
都会の明るい場所では、星空の観測スポットに適していないと思われがちですが、なかには、流星群を観測したとの情報があるので、やはり場所と条件が重要だと分かりますね。
@ishiirika
こんばんは~
SORAです。
しし座流星群見えましたか?
千葉茂原は、ハッキリ流れた所を見ましたよ♪
願い事は、石井さんが大活躍しますようにです。
応援してます~頑張ってねぇ。
冬の星座のオリオン座の写真です pic.twitter.com/eXRTkXBkjt— エレンさん【ミラティブ配信者】 (@worldseasons41) November 17, 2013
なので、星空観測に適したスポットについて見ていきましょう。
稲毛海浜公園(千葉市)
先ほど、午後8時41分ころ、南西の空に #流星 らしきものを見ました。千葉市美浜区、稲毛海岸駅付近。
ごく短いものでしたが、極めて明るくて大きく、マイナス1等星よりも明るかったと思います。#流れ星 #meteor— HAYASI Kozi (@cozyforest) November 27, 2015
千葉市美浜区にある「稲毛海浜公園」は、潮風が香る海辺の森の公園で、東京湾に沈む夕日が美しく、京葉地区で最も星がきれいに見える公園です。
都心から近く周りに遮るものがないため星空観測にもおすすめです。
<住所:〒261-0003 千葉県千葉市美浜区高浜7丁目2−1号>
印旛沼公園(印西市)
印旛沼の星空 http://t.co/sNiRQmgSxm 昨夜は千葉県の印旛沼にペルセウス座流星群を見に行きました。右下に見えているのは「成田スカイアクセス線」の高架です。着いた時には終電が行ってしまった後でした(笑
— モフ子 (@moffmiyazaki) August 15, 2013
千葉県印西市にある印旛沼公園は、印旛沼を中心に四季の移ろいが楽しめる自然豊かな公園です。
印旛沼を見下ろす小高い丘に展望台があり、周りに遮るものがなく星空観測におすすめです。
<住所:〒270-1615 千葉県印西市師戸>
鹿野山九重九谷展望公園(君津市)
8/11にペルセウス座流星群目的で千葉県の鹿野山九十九谷展望公園まで行ってきました。
極大日より少し早めでしたが、流星はそこそこ流れていました。
写真にも何個か写っていたのでよかったです。
ただ、この場所は露がすごくて何枚かは曇り気味ですが(泣) pic.twitter.com/TZyn8hIgID— ふくちゃん (@fukuchan_gf) August 25, 2019
千葉県君津市にある鹿野山九重九谷展望公園は、星空観測にはもちろん雲海スポットとしても人気があります。
周辺には明かりがないので、天の川も観測されるほど星空観測に適した場所でおすすめです。
<住所:〒292-1155 千葉県君津市鹿野山119−1>
富津岬(富津市)
今年のふたご座流星群はカメラ不調により写真は撮れず。
富津岬から内房と外房の海岸をなぞりながら御宿まで。千葉県でも1時間で10以上の流れ星が見えました。— てらお (@montata) December 15, 2017
千葉県富津市にある富津岬は、東京湾に突出する岬で、車で夜通し星空観測を楽しんでいる人もいて、星空観測スポットして人気があります。
<住所:〒293-0021 千葉県富津市富津>
犬吠埼(銚子市)
今夜はペルセウス座流星群見に、千葉の犬吠埼ってとこに来てる。🌠✨🌟
アリ楽しんで一緒に歌ってきなよ🙋🏿♂️— Wac (@Wac_denkiya) August 12, 2017
千葉県銚子市にある犬吠埼は、太平洋に突出した岬で、初日の出スポットとしても有名な場所です。
こちらも周辺に明かりがないので、天の川も観測されるほど星空観測に適した場所でおすすめです。
<住所:〒288-0012 千葉県銚子市犬吠埼9576>
野島崎(南房総市)
ペルセウス座流星群に合わせて千葉「東浪見海岸」へ。肉眼でも天の川が見えた~✨流星は何個も見れたけど写真にはおさまらず😇野島崎灯台で待機してたけど晴れるのが遅い時間だったから急遽移動して正解だった!#ペルセウス座流星群 #東浪見海岸 #Nikon #D750 pic.twitter.com/9QjVfSjSIf
— ゆき-youyou- (@Qberryyy) August 13, 2018
千葉県南房総市にある野島崎は、白い灯台の野島崎灯台が立ち、房総半島最南端の岬で星空観測に人気のスポットです。
こちらも周辺に明かりがないので、天の川も観測されるほど星空観測に適した場所でおすすめです。
<住所:〒295-0102 千葉県南房総市白浜町白浜627−9>
九十九里浜・ビーチタワー(九十九里町)
おはようございます!夜中に起きて九十九里浜の海岸に寝転がり、明け方までペルセウス座流星群を眺めました。降ってきそうな星空に、所々流れ星。途中、少し曇ったりしたけれどキレイでした。
— くーみん (@kumiko_ya_su) August 12, 2018
千葉県山武郡九十九里町にある九十九里浜の不動堂海岸の展望塔「九十九里ビーチタワー」も星空観測に人気のスポットです。
巻貝をイメージした九十九里ビーチタワーから見る星空は、星が近くに感じられるのでおすすめです。
<住所:〒283-0104 千葉県山武郡九十九里町片貝>
釣ヶ崎海岸(一宮町)
ペルセウス座流星群からの朝帰りですwww
1%の望みに掛けて東浪見の釣ヶ崎海岸に行きましたが、月が明るく&雲の専有率も高くて…
赤い尾を引いた流星は見られましたが、自分のD5300では撮影が出来ませんでした…
素敵な写真をありがとうございます😊
では、今から寝ます💤— やす a.k.a YASU-ZO (@YASUZO_Bassist) August 12, 2017
千葉県長生郡一宮町にある釣ヶ崎海岸は、九十九里浜の一番下の方に位置し星空観測に人気のスポットです。
また、この場所は東浪見海岸ともいい、こちらも周辺に明かりがないので、天の川も観測されるほど星空観測に適した場所でおすすめです。
<住所:〒299-4303 千葉県長生郡一宮町東浪見>
空が晴れていて雲なく条件がよければ流れ星が期待できるので、気長に星空観測を楽しみましょう。
まとめ
しし座流星群2023千葉のピーク時間・方角や星空観測に適した観測スポット情報について紹介してきました。
情報をまとめてみます。
- ピーク時間:11月18日の午前0時〜午前4時頃。
(前後の3日間も◎)※天候が良い日を狙う - 方角:方角は気にせず、なるべく全方位・全体を見上げて観測する。
都心部でも流星群の観測チャンスがあるので、あとは、当日の天気をチェックし月明かりを気にしながら、しし座流星群の観測を楽しみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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