毎年12月の中旬になると、「ふたご座流星群(双子座流星群)」が観測できるチャンスが訪れるので、流れ星を楽しみにしている方も多いと思います。
寒い冬はイルミネーションもきれいで、空気が澄んで星空もきれいに見えるので絶好の観測チャンスです。
この記事では、ふたご座流星群2023東京のピーク時間や方角について見ていきたいと思ます。
また、星空を見るために適したおすすめ観測スポットについても紹介していきます。
目次
ふたご座流星群2023東京のピーク時間や方角は?
今年のふたご座流星群の情報ページを公開しました。よろしければご参照ください。2023年は、近年でも絶好の観測条件ですので、ぜひご覧になってみてください。
「2023年のふたご座流星群の情報」 https://t.co/2kd7Guk5K2 #ふたご座流星群 pic.twitter.com/mQIPzdmXbk
— 佐藤幹哉 (@kaicho_sato) November 27, 2023
12月に観測される「ふたご座流星群」は、8月のペルセウス座流星群、1月のしぶんぎ座流星群と並び、三大流星群と呼ばれています。
三大流星群は流れ星が安定して多数見られるのですが、近年では、流星群の観測数と安定度は、ふたご座流星群が一番だとも言われています。
※この時期は夜の時間が最も長く、大気が澄んでいることからもよく流れ星が観測されています。
2022年のふたご座流星群の最新情報は国立天文台によると、流れ星の出現のピークを迎えるのは、12月15日の午前4時頃に極大(ピーク)になると予想がでています。
ふたご座流星群の活発な時期は比較的長く続くので、12月14日午後9時から15日未明の夜の明け方(5時まで)がチャンス!
一般的には、おおよそ一晩に見れる流星の数は、平均1時間あたり40個〜60個と言われています。
条件が良い時は100個くらいの流れ星が観測されたことがあるので、おおよそ1分に1個(流星)は観測できる計算になりますね。
もちろん場所や条件による部分が多いので、ピーク時間や方角については要チェックです。
ふたご座流星群2023東京のピーク時間「12月14日21時から15日5時頃」
今年のふたご座流星群2023の出現時期は、12月4日〜12月17日の間と予想されています。
<ふたご座流星群2023の流れ星の出現ピーク>
12月14日(木曜)の夜中がピークと言われ、その前後の日(13日)(15日)の3日間が、特に流れ星の観測しやすい期間になります。
※12月13・14・15日がチャンス
東京で「ふたご座流星群2023」が一番見やすい時間帯は、
ずばり、12月14日の午後9時〜12月15日の午前5時頃です。
天候条件にもよりますが、おすすめの日・時間帯はこちらです。
- 12月14日の午後9時〜12月15日の午前5時頃(※暗い場所:一時間あたり50個)
- 12月13日の午後9時〜12月14日の午前5時頃(※暗い場所:一時間あたり40個)
2023年のふたご座流星群の活動は、12月15日4時頃に極大となり、この前後でとても活発な状況となることが予想される。
12月13日が新月で月明かりの影響もなく、極大時刻にほど近い12月14日夜から15日明け方にかけては、たいへん多くの流星を観察することができそうです。
ふたご座流星群が普段より目立って多く見えるのは、12月13日の夜から15日の夜の3夜と予想されます。
どの夜も、21時頃から見える流星の数が増え、夜明けを迎える翌朝の5時過ぎ頃まで観察できる(東京の場合)。
最も多く見えるのは12月14日夜から15日明け方と考えられます。
空の暗い場所で観察した場合、14日21時頃には、すでに、1時間あたりの流星数が30個を超えそうです。
放射点が高い空に達する15日0時から3時頃においてはさらに多くなり、暗い空で見える流星数は、1時間あたり70個に達する可能性があると予想されます。
この予想流星数は、ここ数年のうちでは最も多く、絶好の観察条件と言えるでしょう。
また、極大の前日にあたる12月13日夜から14日明け方は、空の暗い場所で1時間に10個から25個程度、極大の翌日にあたる12月15日夜から16日明け方は、同様に空の暗い場所で1時間に15個から20個程度の流星が見えると予想されます。
観測するには、もちろん天気も気になりますが、流れ星が見える方角についてもチェックしましょう。
ふたご座流星群2023東京の方角は頭上「真上」
流れ星と特徴としては、放射点を中心に放射状に星が流れます。
ふたご座にある放射点は、ほぼ真上の天頂に位置するため、流れ星が真上から降ってくるように見れます。
なので、特定の方角を気にすることなく、頭上真上を見上げていれば、どの方角からも流れ星があらわれるので見つけやすいです。
※夜空の広い範囲を見渡すように観測すると流れ星が見つけやすくなります。
また、夜間の屋外の暗さに目が慣れるまでに、時間がかかるので、最低でも15分くらいは観測を続けたいですね。
大変寒い時期なので、防寒対策はしっかりして気長に星空観測を楽しみたいですね。
次に、東京で流れ星を観測するのに、適した観測スポットについて紹介していきます。
ふたご座流星群2023東京の最適な観測スポット
東京都の都心部では星空の観測スポットに適していないと思われがちですが、2022年は東京都内でも流れ星が観測されたと報告が上がっていますね。
東京23区。ふたご座流星群 17分で3個みれた。デカめ、あと長め!
2つは北から南に流れたねぇ。でもやっぱりどの方角からも流れるよ。#ふたご座流星群— れーら (@minamireira) December 13, 2022
今夜〜明日の夜が”ふたご座流星群”のピーク
夜空が街の光で明るい都内でも見れます
昨年は24mmのレンズを付けて10分間ほど東京上空の動画撮りましたが、その間でも2回明るい流れ星が撮れました。
写真に撮るのはかなりの偶然が無いと無理。#ふたご座流星群2022 pic.twitter.com/i27cRfbu0p— Tokyo Radar (@japan_radar) December 13, 2022
東京でふたご座流星群、部屋の窓から見てたら、南の空に2つ流れました。1つは縦に大きなの、2つめは斜めに、お父さんが亡くなった時間でした。お父さんすごいー。✨
— P (@swimmy22) December 13, 2022
ふたご座流星群目当に非常階段を登って空を見てたら足元が泥沼か湿地帯みたいな感覚になって帰ってきた
流れ星見えたよ
東京にしては星がよく見える夜 pic.twitter.com/C61nrVX665
— くれ (@clair_sol_tiera) December 13, 2022
ふたご座流星群、東京23区内でも1時間に5,6個大きいの見ること出来た♪(╹◡╹๑)#ふたご座流星群
— 月島裕莉 (@yuuri_snowdrop) December 14, 2022
2022年12月15日(木)未明現在、たしかにめっちゃすごい!ふたご座流星群、見えすぎ。いま1つ流れた。うわ、また。どんどん来る。東京の空が美しすぎ。たぶん多摩地区は都心よりもよく見えるはず。外は寒すぎるので部屋に戻るけど。見えすぎ、美しすぎ、寒すぎ。撮る技術はないので目に焼き付けよう。
— 関口 康 (@ysekiguchijp) December 14, 2022
ふたご座流星群、5分ぐらいで3個程見れた。
東京の空でこれだけ見えるんだから、条件いい場所なら凄い数見えそう。うらやましい。
— ぷにた今年の観戦終了 (@punita_mama) December 14, 2022
ふたご座流星群を東京でも観れて感動✨
豪速球かよって早さすぎてお願い事できなかったけど、タイムラプスで撮った豪速球流れ星にソロコンのチケ取れるように願っとこ pic.twitter.com/pmFO4y2z7I— あやか(^~^●) (@Satasma_aya405) December 14, 2022
お疲れ様です。
東京でホワイトクリスマス。憧れですよね。私もそのひとりです。
今夜は、ふたご座流星群です。
寒いですが、流れ星10個は見れましたよ
ゆっくりお休みください。— ゆーこ (@uko68) December 14, 2022
ふたご座流星群
東京でも普通に見えた。
写真は北斗七星。4つ目の星って意外と暗いのね。北斗の拳のせいでかなり間違ったイメージ抱いてたかも。 pic.twitter.com/lt2Ch6kG9h
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) December 14, 2022
ふたご座流星群見たいねーってなり
近くの土手に行ったら
4つも見れたー!!
人生初の流れ星
感動
肉眼でもはっきり見られるのすごい!
東京でもこんなに星見えるよ pic.twitter.com/STk7VGnQrj— りー (@risa_asuN) December 14, 2022
東京でもふたご座流星群見れた
ちょっと撮ってみたら、映った pic.twitter.com/6rV4qnIvnn— MIO (@miooognu) December 14, 2022
ふたご座流星群都内からもしっかり見れました!#ふたご座流星群2022
【LIVE】ふたご座流星群観測 江東区から観測 南東側空 東京ゲートブリッジ https://t.co/QGh8ILGCwr @YouTubeより pic.twitter.com/HwOEgp3LrH— 湾岸Go @YouTube (@wangan_go_live) December 14, 2022
14日の夜に極大を迎える「ふたご座流星群」
夜中に屋上で空を見上げていたら…
見えました!!
東京でも見えるんですね〜5分間で2回ぐらいは流れ星が見え、5〜6回は見えたかな#流れ星 #双子座流星群 #屋上 #夜空 pic.twitter.com/ha613WM0vy
— チャオ (@oasisao) December 14, 2022
ピークの前日から、東京の都心でも、ふたご座流星群が見れたとの報告が上がっています。
2022年は月明かりがなく天候にも恵まれたため、東京の明るい空でもふたご座流星群が観測できたとの情報が多数寄せられていますね。
では、東京のおすすめ星空観測スポットについて紹介したいと思います。
奥多摩湖
奥多摩で天体観測してきたー!
ふたご座流星群すごかった pic.twitter.com/BhYLI3jZj3— なめらか杏仁♡ (@milkchoco_annin) December 15, 2019
奥多摩湖は都内からでも、割りと比較的短時間で行けるため星空観測に人気のスポットです。
2019年も多くの人がふたご座流星群の観測を楽しんだようですね。
高尾山(八王子市)
12/14にふと思い立ち、高尾山山頂まで登ってふたご座流星群を撮影、周りに人もほぼ居なく幻想的な風景を味わえました!
沢山の流星が収まってくれましたが、4枚だけ#ふたご座流星群2018 #ファインダー越しの私の世界ᅠ #写真好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/49Q2FQNQMR— かつどん (@kastudon1221) December 15, 2018
都民に親しまれている高尾山も星空観測スポットとして知られています。
しかし、夜間になるため登山道が危険なので、行かれる方はツアーなどに参加されることをおすすめします。
住所:〒193-0844 東京都八王子市高尾町
武蔵野の森公園(府中市)
去年ふたご座流星群見るために買ったんだ〜
友達と府中の武蔵野の森公園で芝生に寝っ転がって見たよ— 伊藤憲子/Noriko Ito (@nrkito) December 13, 2016
東京都府中市にある大芝生広場は、周辺に建物などがないため、星空観測に適したスポットです。
住所:〒183-0003 東京都府中市朝日町3丁目5−12
やはり近場で気軽に星空観測を楽しみたい方も多くいるので、都内で星空観測に適した場所を見ていきましょう。
砧公園(世田谷区 )
ふたご座流星群(のひとつの流星)
昨日、世田谷砧公園で。
20分見て3つ見えた\(^o^)/ pic.twitter.com/yxTbqLxNe2— フィルムもデジタルも好き (@tkykota) December 14, 2017
世田谷区にある砧公園は、ファミリーやカップルに人気の公園で芝生が広がっていて寝転がって星空を楽しむことができます。
しかし、都心から近いこともあり少し明るいですが、条件がよければ流星群が見えることもあるようです。
住所:〒157-0075 東京都世田谷区1
目黒天空庭園(目黒区 )
きょうはバルと渋谷のイルミネーション見に行った後に目黒天空庭園に行って夜景観てたら、流れ星見れた✨ pic.twitter.com/OZlcTskbE1
— George (@sakanaturi_mj) November 19, 2014
東京都目黒区大橋にある屋上庭園の目黒天空庭園はループ状になっていて、公園内は5階から9階までの高低差があり、流星群が見れたと報告が上がっています。
住所:〒153-0044 東京都目黒区大橋1丁目9−2
夢の島公園(江東区 )
突発的にふたご座流星群を見たいということになり、夢の島公園で寝そべって空を見た。ひとすじだけ流れ星が見れた。
— gingging-kun (@ginggingkun) December 14, 2018
東京都江東区にある夢の島公園は埋立地につくられた公園ですが、広大な敷地の公園で、まわりに高いビルもなく、灯りも少ないので星空観測におすすめです。
住所:〒136-0081 東京都江東区夢の島1
石神井公園(練馬区)
からのふたご座流星群観測@石神井公園
30分ちょいで6コ見れた!!感激ー乙女かっ!!
— tmn k (@tamonote) December 14, 2010
東京都練馬区にある石神井公園は、三宝寺池、石神井池の二つの池を中心に武蔵野の自然が残されていて、星空観測にも適しています。
住所:〒177-0045 東京都練馬区石神井台1丁目26−1
六本木ヒルズスカイデッキ
六本木ヒルズスカイデッキからのふたご座流星群観測、3つくらい見られた。
— hued (@any_hued) December 15, 2019
2019年は六本木ヒルズスカイデッキでふたご座流星群観測会があり、多くの流れ星が観測されたようですね。
〒106-0032 東京都港区六本木6丁目10−1
空が晴れていて雲なく条件がよければ流れ星が期待できるので、気長に星空観測を楽しみましょう。
まとめ
ふたご座流星群2023東京のピーク時間や方角や星空観測に適したおすすめ観測スポットについて紹介してきました。
おさらいしてみると、
・ピーク時間:12月14日の午後21時〜12月15日の午前5時くらい。(前後の3日間も)
・方角:方角はなく、頭上真上を見上げて観測する。
観測する日の天気のチェックと、防寒対策をしっかりして万全で、ふたご座流星群の観測を楽しみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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