なぜ2019千葉県で台風や雨の被害・災害が多いのか?過去の風水害についても | パパママハック
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なぜ2019千葉県で台風や雨の被害・災害が多いのか?過去の風水害についても

雑記

2019年は、千葉県で立て続けに台風や大雨の被害があり、なぜ千葉県ばかり被害が続いているのでしょうか。

今年の台風や雨の被害状況についてまとめてみました。

合わせて、千葉県の過去の風水害や、行政の対応についても振り返りたいと思います。

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なぜ2019千葉県で台風や雨の被害・災害が多いのか?

2019年10月25日(金曜日)の大雨で、今までにない規模で甚大な被害が出ている千葉県ですが、なぜ千葉県ばかり狙われるのでしょうか。

千葉県は大丈夫なのかと各地から心配する声が上がっています。

なぜ千葉県が狙われるのか心配する声

なぜ千葉県ばかり狙われるのかは、神のみぞ知ることなので分かりませんが、立て続けに被害・災害が続くと参ってしまいます。

 

去年の2018年は西日本が台風や大雨の被害の中心でしたが、今年の2019年は東日本の特に千葉県に被害が集中しています。

災害が多すぎて被害状況の全容を把握する前に、次から次へと災害を襲ってきています。

今年の被害状況についてまとめてみました。

千葉県2019の被害状況

特に大きかった災害の被害状況について見ていきます。

台風15号

特に被害が大きかったのは、台風15号が記憶にあたらしいのですが、2019年9月9日に台風15号が千葉県千葉市付近に上陸しました。

このときの勢力は、中心気圧960hPa・最大風速40m/sの強い勢力で、台風上陸時の勢力は、関東では過去最強クラスの規模の強さでした。

停電による熱中症で死者が出ており、特に、住宅被害が多く県内で損壊した住宅は2万棟を越えていると言われています。

停電・断水・インフラ・ライフラインの復興が遅れ長期に渡り市民の生活に傷跡を残しました。

台風19号の被害


2019年10月12日に日本列島を襲った台風19号は、地球史上最大級とも言われた台風ですが、関東甲信越・東北地方を中心に甚大な被害を及ぼしました。

この台風で死者88名、行方不明者は7名を出しており、豪雨台風で雨が激しく降り続き、各地で河川の氾濫が発生しました。

台風通過前に、千葉県市原市で10月12日午前8時頃に竜巻が発生し、横転した軽トラックの中から男性1名が発見され、その後死亡が確認されています。

また、千葉県を流れる利根川が氾濫しており、各地で洪水や土砂災害、河川の越水、決壊が起きており、インフラや交通にも大きな影響を与えました。

関連記事:利根川氾濫被害状況の記事はこちら
利根川氾濫可能性がある地域は?台風19号による現在の水位や周辺の被害状況

10月25日の大雨


今回の大雨では、千葉県内の15河川が氾濫、道路や駅構内の冠水など、大雨の被害が発生しており、未だに被害の全容を知ることが出来ていません。

一時、孤立した学校や住民がおり、児童が学校で宿泊を余儀なくされ、帰宅困難者も多く出ています。

関連記事:千葉県の河川氾濫冠水の被害状況の記事はこちら
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この2ヶ月弱の間に立て続けに豪雨が続いているので、なぜ千葉県ばかり狙われているのかと、疑問に思ってしまうのも無理ないです。

過去の千葉県での台風や雨の風水害について

千葉県は台風が上陸するイメージはあまりありませんが、過去にどのような災害が起きていたのか見ていきたいと思います。

明治43年の大水害

100年以上前の1910年に、関東各地に集中豪雨をもたらした台風は、利根川、荒川、多摩川などの広範囲にわたって河川が氾濫し各地で堤防が決壊しています。

この時の関東地方の被害者は、死者769名、行方不明78名と甚大な被害を出しています。

千葉県内では79名の犠牲者を出しており、この水害で多くの治水事業の計画・実施され利根川、印旛沼、手賀沼の洪水被害は激減したようです。

大正6年の高潮災害

大正6年(1917年)9月30日に台風より発生した高潮水害は大正六年の大津波の名で伝えられています。

東京の佃、月島、築地、品川、深川地区が浸水した他、千葉県の浦安市、市川市、船橋市など千葉県の東京湾岸一帯に被害を及ぼしました。

高潮、満潮の影響で、海面が一気に上昇し、気象災害史上に残る高潮被害になりました。

死者・行方不明者1301名出しており、この時も甚大な被害を出しています。

千葉県茂原市の竜巻

1990年(平成2年)12月11日の午後5時~8時の間にヒョウや落雷などが発生し、千葉県内の6か所で竜巻が発生しました。

被害が大きかった茂原市で発生した竜巻では、死者1人、負傷者70人以上、損壊した建物は1600棟以上と被害が大きかったようです。

 

過去に甚大な被害をもたらした災害はありましたが、今年はやはり災害が多すぎます。

行政の対応が遅れて被害が増えた


今回の大雨では、土砂災害などの被害が大きかったことも特徴です。

千葉県内の土砂崩れ現場(3ヶ所中2ヵ所)では、市町村が避難体制を整備する土砂災害警戒区域に指定されていませんでした。

また、今回の大雨では、千葉県が危険箇所として認識していない所でも土砂災害が起きています。

千葉県は、日本全国でも警戒区域の指定が33.07%(全国平均83.96%)と突出して低く、住民への危険に対する周知が遅れたことも被害が増えた原因と考えられています。

土砂災害が起きた付近の住人の方は「土砂崩れが起きるとは想像していなかった」と話しています。

自然災害には勝てないと言われていますが、少しでも災害が減るように行政・国には対応をしてもらいたいですね。

まとめ

今年は、なぜか千葉県に台風や雨の被害が集中しているので、今年の被害状況と過去の災害について見てきました。

今年は、過去に例を見ることがないほどの被害が集中して続いているので、今後も防災意識を高めて生活していかなければなりません。

行政・国レベルで対策をして災害が減るように頑張っていただきたい。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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