しぶんぎ座流星群が年明け早々1月初旬になるとピークを迎えます。
なので、流れ星を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
気温が下がる冬は、空気が澄んで星空がきれいに見えるので、絶好の観測チャンスです。
この記事では、「しぶんぎ座流星群2024東京のピーク時間や方角は?奥多摩や高尾山など最適な観測スポットも」と題しましてお届けします。
目次
しぶんぎ座流星群2024東京のピーク時間・方角
1月初旬の年明けになると観測される「しぶんぎ座流星群」は、8月のペルセウス座流星群、12月のふたご座流星群と並び、三大流星群と言われています。
流星群の名前に使われている「しぶんぎ座」は、現在では存在しない「壁面四分儀(へきめんしぶんぎ)座」という星座が由来
三大流星群の特徴としては、他の流星群よりも流れ星が安定して多数見られるということです。
2024年のしぶんぎ座流星群に関する最新情報は国立天文台から発表されています。
しぶんぎ座流星群2024の流れ星の出現のピークは、1月4日の18時頃に極大(ピーク)になると予想がでています。
おおよそ一晩の間に観測される流星の数は、1時間あたり平均20個〜50個と言われています。
もちろん観測する場所や条件によるので、ピーク時間や方角については、予めチェックしておく必要があります。
しぶんぎ座流星群2024東京のピーク時間「1月4日の未明」
2024年度にのしぶんぎ座流星群の出現時期や期間は、12月28日〜1月12日の間と予想されています。
約2週間は観測するチャンスがありますがピークを抑えておく必要があります。
<しぶんぎ座流星群2024東京の流れ星の出現ピーク>
東京都で「しぶんぎ座流星群2024」が一番見やすい時間帯は、ずばり、1月4日の午前1時〜午前6時頃です。
天候条件にもよるのですが、おすすめの日・時間帯はこちらです。
- 1月4日の午前1時〜午前6時頃(※特に午前5時台がベスト)
※観測条件がよければ25個以上
今年のしぶんぎ座流星群の極大は、1月4日18時頃と予想されています。
この時間帯は、日本では放射点が低く観察することができませんので、これより早い4日の未明が見ごろとなりそうです。
また、月明かりの影響を受けますので、月のない方向の空を見るなどの工夫をして観察に臨んでください。
この時に実際に見える流星の数は、空の暗い場所で1時間あたりおよそ10個と予想されます。
次に、流れ星が見える方角についてもチェックしましょう。
しぶんぎ座流星群2024東京の方角は頭上「真上」
流れ星の特徴は、放射点を中心に放射状に星が流れるということです。
2024年のしぶんぎ座流星群を見るときに、方角はそれほど重要ではありません。
これは流星群全般に言えることなのですが、流星はあらゆる方向から流れてきます。
なので、特定の方角を気にすることなく、頭上真上を見上げていれば、どの方角からも流れ星があらわれるので見つけやすいです。
※夜空の広い範囲を見渡すように観測すると流れ星が見つけやすくなります。
また、夜間の屋外の暗さに目が慣れるまでに、時間がかかるので、最低でも15分くらいは観測を続けましょう。
寒い時期なので、防寒対策は万全で星空観測に望みたいですね。
次に、東京都内でしぶんぎ座流星群を観測するのに、最適な観測スポットについて取り上げていきます。
しぶんぎ座流星群2024東京の最適な観測スポット
2023年のしぶんぎ座流星群は、東京都内の天候条件が良い観測場所などでは、流れ星が見れたとの報告があります。
しぶんぎ座流星群が見えるらしいと聞いて、どこにも出かけてないから星くらい見ようとピークと言われる4時くらいにわざわざ見に☆彡✨
周りが街頭明るくて
東京は無理だね…と諦めかけたその時
キラ〜って一つ見れたさー寒い。帰ろう!#しぶんぎ座流星群 pic.twitter.com/AAIgpS72vt
— くにかた あやや (@elephant_aya) January 3, 2023
都会の明るい場所では、星空の観測スポットに適していないと思われがちですが、なかには、流星群を観測したとの情報があるので、やはり場所と条件が重要だと分かりますね。
では、東京のおすすめ星空観測スポットについて紹介したいと思います。
奥多摩湖
奥多摩で天体観測してきたー!
ふたご座流星群すごかった pic.twitter.com/BhYLI3jZj3— なめらか杏仁♡ (@milkchoco_annin) December 15, 2019
奥多摩湖は都内からでも、割りと比較的短時間で行けるため星空観測に人気のスポットです。
2019年も多くの人がふたご座流星群の観測を楽しんだようですね。
高尾山(八王子市)
12/14にふと思い立ち、高尾山山頂まで登ってふたご座流星群を撮影、周りに人もほぼ居なく幻想的な風景を味わえました!
沢山の流星が収まってくれましたが、4枚だけ#ふたご座流星群2018 #ファインダー越しの私の世界ᅠ #写真好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/49Q2FQNQMR— かつどん (@kastudon1221) December 15, 2018
都民に親しまれている高尾山も星空観測スポットとして知られています。
しかし、夜間になるため登山道が危険なので、行かれる方はツアーなどに参加されることをおすすめします。
住所:〒193-0844 東京都八王子市高尾町
武蔵野の森公園(府中市)
去年ふたご座流星群見るために買ったんだ〜
友達と府中の武蔵野の森公園で芝生に寝っ転がって見たよ— 伊藤憲子/Noriko Ito (@nrkito) December 13, 2016
東京都府中市にある大芝生広場は、周辺に建物などがないため、星空観測に適したスポットです。
住所:〒183-0003 東京都府中市朝日町3丁目5−12
やはり近場で気軽に星空観測を楽しみたい方も多くいるので、都内で星空観測に適した場所を見ていきましょう。
砧公園(世田谷区 )
ふたご座流星群(のひとつの流星)
昨日、世田谷砧公園で。
20分見て3つ見えた\(^o^)/ pic.twitter.com/yxTbqLxNe2— フィルムもデジタルも好き (@tkykota) December 14, 2017
世田谷区にある砧公園は、ファミリーやカップルに人気の公園で芝生が広がっていて寝転がって星空を楽しむことができます。
しかし、都心から近いこともあり少し明るいですが、条件がよければ流星群が見えることもあるようです。
住所:〒157-0075 東京都世田谷区1
目黒天空庭園(目黒区 )
きょうはバルと渋谷のイルミネーション見に行った後に目黒天空庭園に行って夜景観てたら、流れ星見れた✨ pic.twitter.com/OZlcTskbE1
— George (@sakanaturi_mj) November 19, 2014
東京都目黒区大橋にある屋上庭園の目黒天空庭園はループ状になっていて、公園内は5階から9階までの高低差があり、流星群が見れたと報告が上がっています。
住所:〒153-0044 東京都目黒区大橋1丁目9−2
夢の島公園(江東区 )
突発的にふたご座流星群を見たいということになり、夢の島公園で寝そべって空を見た。ひとすじだけ流れ星が見れた。
— gingging-kun (@ginggingkun) December 14, 2018
東京都江東区にある夢の島公園は埋立地につくられた公園ですが、広大な敷地の公園で、まわりに高いビルもなく、灯りも少ないので星空観測におすすめです。
住所:〒136-0081 東京都江東区夢の島1
石神井公園(練馬区)
からのふたご座流星群観測@石神井公園
30分ちょいで6コ見れた!!感激ー乙女かっ!!
— tmn k (@tamonote) December 14, 2010
東京都練馬区にある石神井公園は、三宝寺池、石神井池の二つの池を中心に武蔵野の自然が残されていて、星空観測にも適しています。
住所:〒177-0045 東京都練馬区石神井台1丁目26−1
六本木ヒルズスカイデッキ
六本木ヒルズスカイデッキからのふたご座流星群観測、3つくらい見られた。
— hued (@any_hued) December 15, 2019
2019年は六本木ヒルズスカイデッキでふたご座流星群観測会があり、多くの流れ星が観測されたようですね。
〒106-0032 東京都港区六本木6丁目10−1
空が晴れていて雲なく条件がよければ流れ星が期待できるので、気長に星空観測を楽しみましょう。
まとめ
しぶんぎ座流星群2024東京のピーク時間や方角、星空観測に最適なおすすめ観測スポットについてまとめました。
おさらいしてみると、
・ピーク時間:1月4日の午前1時〜午前6時くらい(特に、午前5時頃がおすすめ)
・方角:方角はなく、頭上真上を見上げて観測する。
しぶんぎ座流星群を観測する日の天気を確認し、防寒対策をしっかりして、年明け初の星空観測を楽しみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
コメント