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今年の夏はなぜ暑い?2023年の気温傾向やいつまで暑いかも

雑記

梅雨が明け夏に向けて暑くなる日も増えてきますね。

毎年暑い夏ですが、今年は「やばい」ほどの暑さが続き、2023年の夏は、全国各地で連日猛暑日(35度以上)を記録しています。(2023年最高気温:8月5日には福島県伊達市で40℃・8月10日には石川県小松市で40℃)

さて、気になるのは、今年(2023)の夏は例年に比べて暑いのか?また、気温やいつまで暑さは続くの調査していきます。

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(2023年)今年の夏はなぜ暑い?

日本気象協会が発表した2023年の夏の暑さの予想については、今年の夏は「地球温暖化の影響等により、全球で大気全体の温度が高い」なので、猛暑予想が発表されています。

ずばり今年の夏は暑くなります。

気温高く 10月も厳しい残暑

今年の夏は、全国的に、梅雨明けも早く全国的に高温傾向になり、(8月~10月)の気温は、全国的に平年より高く、全国的にも暑い夏になりそうです。

また、太平洋熱帯域西部で海面水温が高く、積乱雲が発生しやすいくなり、天気が不安定になる傾向も予想されています。

最新の1ヶ月予報でも、全国的にも9月、10月は、特に気温が高くなる予想です。

10月にかけても異例の残暑 暑さの記録を更に更新か 季節は足踏み 1か月予報

全国的に、例年より暑くなる予報なので、熱中症対策も気を抜けませんね。

(2023年)今年の夏が暑くなる理由

今年の夏が暑くなる理由は3つの条件が重なったことが挙げられます。

①エルニーニョ現象の発生
②偏西風の蛇行
③地球温暖化の進行

今夏は「観測史上最も暑い」可能性も

エルニーニョ現象の発生で今年2023年の夏は暑くなる

今年の夏は、ラニーニャ現象は終息し、エルニーニョ現象が発生しています。

エルニーニョ現象とは、日本の夏に影響を及ぼし、太平洋高気圧の力が弱まることで気温が下がり、日照時間が少なくなる現象です。

しかし、今回は、エルニーニョ現象の逆パターン、これはペルー沖の海水温が上がり、結果として日本の夏が暑くなる傾向があります。

今年の夏が暑くなる理由は、ラニーニャ現象が冬に終息したばかりなので、その影響はまだ残っていると考えられます。

太平洋の東風が弱まることで、普段は西側に吹き寄せられていた暖かい海水が海全体に広がり、海に吸収されるはずの熱が大気中に放出され、世界の気温が上昇するため、世界各地で猛暑を記録しています。

 

気象庁は9月21日、北海道から九州にかけての広い範囲に「高温に関する早期天候情報」を発表しました。
10年に1度程度しか起きないような著しい高温となる可能性が高まっているときに発表される情報です。

早期警戒情報発表状況

9月前半〜後半にかけて猛暑が予想されていますね。

偏西風の蛇行

さらに、インド洋の水温が南東部で下がり、西部で上がる「正のインド洋ダイポールモード現象」が起こる可能性があり、これも日本の夏を暑くする要素となります。

地上気圧

日本や欧米など北半球の中緯度帯に位置する地域の上空には西から東に偏西風が吹いており、偏西風を境に北側に冷たい空気、南側に暖かい空気が存在。南から北に偏西風が蛇行することで、暖かい空気が北へ運ばれ、例年よりもその地域の気温が上昇する。

偏西風の蛇行は全ての季節で発生しますが、特に夏にそれが起きると猛暑を引き起こす。

今年の夏は、この蛇行が特に明確で、日本に影響を与えています。

偏西風が北に蛇行すると、チベット高気圧が太平洋高気圧の上に重なり、強く広がるようになるためです。

この現象により上空からの強い吹き下ろし(ダウンバースト)が生じ、空気が圧縮される力が増し、結果として地表面の温度が上昇します。

地球温暖化の進行

また、温室効果ガスの排出量は毎年増加しており、国際エネルギー機関(IEA)によると、エネルギー産業に関連した二酸化炭素(CO2)排出は昨年1%近く増えています。

気象庁のデータによれば、猛暑日(最高気温35度以上)の年間日数は過去数十年で増加しており、現在は約2.7日となっています。

これは、約30年前の0.8日と比べて約3.4倍の増加です。

同様に、猛暑日を経験した地点の数も、10年間で大幅に増加し、2675地点から3790地点へと増加しました。

また、大阪市の8月の月平均気温も約30年前の28.2度から現在の29.5度に上昇し、全体的な気温上昇を示しています。

日本だけでなく、世界各地でも危険な酷暑が発生している。

中国北部では、降水量が少ない上に記録的な暑さが続き、北京では41.8度の最高気温を記録。

ロシア・シベリアや極東でも猛暑が続き、アルタイ地方では38.5度を記録し、森林火災が拡大。

欧州ではスペイン、イタリア、ギリシャなどで40度を超える日が続き、イタリアでは救急搬送される患者が増え、保健省が外出を控えるよう警告を出している。

 

地球温暖化を止めるのは難しく、地球の温度が上がると熱波のリスクも高くなり、世界中に生き物や生態に影響も懸念されている。

2023今年の夏の気温傾向やいつまで暑さは続くのか調査

すでに今年の夏はかなり暑くなることが予想されていますが、気温はどのくらいになるのか気になりますね。

また、暑さはいつまで続くのかも気になるところです

気象庁は夏〜秋にかけての予想気温について発表しています。

全国的に見ても、9月〜11月は平年より暑い日が続く傾向です。

特に、夏場は日本全国各地で平年並以上に暑くなる確率が高くなっていますね。

また、10月に入っても全国的に高温が続く見込みです。

そこで、例年の夏の気温はどうなのか、各地の例年の平均気温について見ていきたいと思います。

<札幌>
6月の気温:最高22° 最低 13°
7月の気温:最高25° 最低 17°
8月の気温:最高26° 最低 18°
9月の気温:最高22° 最低 13°
<仙台>
6月の気温:最高23° 最低 15°
7月の気温:最高26° 最低 20°
8月の気温:最高28° 最低21°
9月の気温:最高25° 最低 17°
<東京>
6月の気温:最高26°最低  19°
7月の気温:最高30° 最低 23°
8月の気温:最高31° 最低 24°
9月の気温:最高27°最低  20°
<名古屋>
6月の気温:最高27° 最低 19°

7月の気温:最高31° 最低 23°
8月の気温:最高33° 最低 24°
9月の気温:最高28° 最低 20°
<大阪>
6月の気温:最高28° 最低 20°

7月の気温:最高32° 最低 24°
8月の気温:最高33° 最低 25°
9月の気温:最高29° 最低 21°
<福岡>
6月の気温:最高27° 最低 20°
7月の気温:最高31° 最低 24°
8月の気温:最高32° 最低 25°
9月の気温:最高28° 最低 21°

※こちらは過去の平均的な気温になるので、今現在は温暖化が進み、もう少し平均気温は上昇していると思われます。

また、日中の寒暖差によっては、暑いと感じる日も多くあるでしょう。

 

去年は全国的に夏場は気温が高い傾向にありました。

2022年(令和4年)夏(6~8月)の平均気温・降水量・日照時間の平年差比図

 

2022年は、暖かい空気に覆われる時期や期間が多かったため、全国的に夏の気温は高くなりました。

“2022年に記録された日本全国での最高気温は、群馬県桐生市で7月1日に観測された40.4℃でした。また、同日には全国で6箇所が最高気温40.0℃以上の「酷暑日(※)」を記録し、同時に6箇所が40.0℃以上を記録するのは、観測史上で初めての出来事でした。”

特に、8月には、太平洋高気圧に覆われて厳しい暑さが続いた北海道・東日本で気温が高くなっています。

なので、2023年度も夏場の気温傾向は去年と近くなると考えられますね。

今年(2023)の夏の暑さは彼岸まで

暑い夏場のピークを越えても、10月にかけても暖かな空気が流れ込みやすく、秋のお彼岸の頃までは残暑が厳しくなる予想が出ています。

今年2023年の彼岸は2023年9月20日(火)から9月26日(月)までの7日間です。※秋分の日9月23日(土)

 

日本では、「暑さ寒さも彼岸まで」ということわざがあるように、「冬の寒さは春分頃(3/21)まで、夏の暑さは秋分頃(9/23)までには和らぎ、過ごしやすくなる」と教えられてきました。

10月頃までは平年よりは暑くなる見込みですが、朝晩の空気もひんやりしてくるので、過ごしやすくなるでしょう。

夏の暑さは秋分頃(9/23)までには落ち着き、寒暖を繰り返しながら寒い冬が訪れます。

なので、ことわざ通り、彼岸が訪れるころになると暑さが和らぎそうですね。

まとめ

今年の夏は暑くピークを迎える頃は連日猛暑日が予想されています。

去年も各地で猛暑日を記録しており、去年と同じくらいか、それ以上に暑い夏が訪れるので、体調管理には十分注意してお過ごしください。

特に8月いっぱいまでは厳しい暑さに注意です。

最新情報が入り次第更新していきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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