令和天皇の次の天皇は誰が即位する？悠仁さまや愛子さまの可能性についても

２０１９年５月１日より令和元年が始まり、新天皇には皇太子徳仁親王が即位されます。徳仁親王が即位されて新天皇名も気になるところではありますが、次の皇位継承についても気になるところですよね。

昔から度々、皇位継承問題について議論されてきましたが、令和天皇の次の天皇は誰が即位する可能性があるのかについてみていきます。

※追記※
在位中は今上天皇と称され、今上天皇徳仁、天皇陛下と呼ばれます。
平成天皇、令和天皇という呼称は正しくありませんが、文章をわかりやすくするために使わせていただいていますことをご了承下さい。

令和天皇の次の天皇は誰が即位する？

２０１９年４月３０日に平成天皇が譲位され、翌５月１日に皇太子徳仁親王が新天皇に即位されます。

平成天皇が譲位されることで、令和天皇（徳仁親王）は、平成天皇から見た続柄は第一皇子にあたるので皇位継承順位では１位になります。

問題は、その次の天皇は誰が即位するのかということです。皇位継承順位でいうと、次は秋篠宮文仁親王がその順位（２位）に当たります。

しかし、徳仁親王が新天皇に即位されると、皇位継承者は空白（実子に男子がいないため）になってしまうので、秋篠宮文仁親王は皇嗣（皇太子と同等）という称号が与えられ、皇位継承順位一位になります。

２０１９年１０月２２日に行われる新天皇の即位礼正殿の儀から、およそ半年後の２０２０年４月１９日に秋篠宮文仁親王が皇嗣になることを示す立皇嗣の礼が行われます。

お二人はご兄弟なので、年齢は近いと思われますが、徳仁親王が１９６０年２月２３日生まれの５９歳で、秋篠宮文仁親王が１９６５年１１月３０日生まれの５３歳です。

年齢差が６歳なので、徳仁親王の後に即位するころは、かなり高齢になることが予想されるので難しいと考えられています。ご本人も高齢での即位は望まれていません。

そうなると、皇位継承順位の次（３位）の皇孫（秋篠宮文仁親王第一皇子）の悠仁さま（２００６年９月６日生まれ１２歳）が有力候補に上がってきますが、昨今、再び皇位継承問題について議論される動きがあり、令和天皇の次の天皇は誰が即位するのかは明確には決まっていない状態です。

皇太子ご夫婦に男子がお生まれになられてないことから、度々、女性天皇や女系天皇の即位に関する議論が行われてきました。愛子さまが天皇になられる可能性が、一度はかぎりなく実現に近づいていました。

しかし、悠仁さまがお生まれになり、この議論は一度棚上げされた状態にあります。悠仁さまが次の天皇に即位することが有力視されていますが、決定ではないようです。

今後、悠仁さまが即位され結婚されても、男のお子さまが生まれるという保証はありません。政府がこのまま男性天皇にこだわるならば皇室の存続が危ぶまれています。

現在の皇室典範では、天皇・皇太子ともに男性皇族だけが即位できるものと定められていますが、明治時代の古い制度なので、今現在の世の中に合わせた皇室典範にするべきだと考えられています。

政府では、２００４年頃から女性・女系天皇を認める皇室典範の早期改正方針の検討会が行われてきましたが、安倍政権になり、この議論は廃案になっています。

しかし、安倍政権が皇位継承問題の危機を招く恐れを懸念して、先日の菅義偉官房長官の会見で、女性宮家の創設を含めた安定的な皇位継承について「新天皇が即位された後、そんなに時間を待たないで検討を行うと考えている。」と談話を述べています。

現に日本の歴史では、女性天皇（推古天皇・皇極天皇・斉明天皇・持統天皇・元明天皇・元正天皇・孝謙天皇・称徳天皇・明正天皇・後桜町天皇）が存在しています。

女性天皇擁立に関する過去の世論のデータでは、女性天皇を８０％以上の人が賛成しているという意見があります。

世の中の情勢からも、女性宮家の創設がさらに現実味を帯びてくるのは間違いないようですね。そうなると愛子さまは、結婚されても皇室に残られることになります。

これからの動向に注目が集まるところですが、悠仁さまや愛子さまのご意見も尊重されるような議論が行われることを切に望みます。

・令和天皇の次の天皇には誰が即位するのかについては、皇位継承の順位でいうと、秋篠宮文仁親王。しかし、新天皇と年齢が近いことからご高齢になってからの即位の可能性が高いので、即位は難しいと考えられています。

・悠仁さま・愛子さまが即位される可能性についは、世の中の情勢から女性宮家の創設を含めた安定的な皇位継承について議論される動きがあります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました！