2017年の映画「美女と野獣」は、ディズニーの人気アニメ「美女と野獣」を実写化リメイクした作品で話題になりました。
アニメ同様、実写映画の舞台は、ベルが多くの本と出会う図書館、野獣が暮らす城、ベルたちが暮らす村になるのですが、ロケ地やモデルになる撮影場所について見ていきます。
美女と野獣の図書館のロケ地
本日 4月5日より配信開始
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— ディズニー公式 (@disneyjp) April 5, 2019
「美女と野獣」はフランスの民話を元に描かれた作品なので、物語の舞台はフランスが中心になりますね。
しかし、実写映画の「美女と野獣」はフランス以外が舞台になっている場所があります。
その代表的な場所が、映画の中で登場する図書館です。
本好きのベルが初めて多くの本に触れて感動するシーンに登場する図書館のモデルは、ポルトガルにある「コインブラ大学ーアルタとソフィア」の中の「ジョアニナ図書館」になります。
『美しい知の遺産 世界の図書館』には上映中『美女と野獣』(ディズニー)の図書室のモデルとなったというジョアニナ図書館も登場します。図書館をあげるだけでなくお互い読書家でシェイクスピアの話で仲良くなる、本が活かされた脚本も素敵でした。https://t.co/4zKMGPDsFa pic.twitter.com/2ppBdNpn2r
— 河出書房新社 (@Kawade_shobo) August 17, 2017
美女と野獣✧図書館 pic.twitter.com/JqVUiR2cZ7
— いりねぇ* (@IRINEeee2896) October 25, 2018
「ジョアニナ図書館」は、1724年にポルトガルのコインブラ大学の敷地内に設立されました。
所蔵本は25万冊を超える規模で学術関連の書籍が中心に置かれています。
バロック調の重厚な外観は歴史を感じさせ、訪れる者を魅了し、圧倒するには充分な迫力を持っています。
図書館というよりはクラシックな大聖堂をイメージさせる作りになっています。
1290年設立の #コインブラ大学。その頃日本は鎌倉時代。この差よ
濃霧で大学からの絶景は拝めずとも「世界一美しい図書館」の #ジョアニナ図書館 は見た(不可)。豪華絢爛✨壮麗⚜️豪奢#ポルトガル #コインブラ pic.twitter.com/gUR2gnQjZo— どんぐり (@seaside_donguri) October 2, 2018
<ジョアニナ図書館の地図>
また、「世界で最も美しい」と言われているオーストリアの国立図書館プルンクザールも実写映画「美女と野獣」に登場するような豪華絢爛で魅力的な図書館だと言われています。
『世界で最も美しい図書館』とも言われるオーストリア国立図書館。
天井の豪華なフレスコ画と、壁一面にびっしりと並べられた古書。
映画『美女と野獣』に出てくるあの図書館を思い起こさせる、夢のような空間でした。 pic.twitter.com/I90P9GIEg9— megu (@photo_c_mei) September 8, 2017
死ぬまでに絶対行きたい!!
【国立図書館大広間(プルンクザール)@ウィーン】憧れの美女と野獣のあの図書館が現実にあるなんて思わなかった\(^o^)/!!#死ぬまでに行きたい#いつか行きたい#プルンクザール pic.twitter.com/QxhBe9Obuw
— ひよっこ@読書垢 (@furari3710) September 25, 2018
こちらの図書館は、1723年にオーストラリアのウィーンに建設されています。
書籍数はなんと約260万冊を誇る豪華絢爛な図書館です。
館内には、大理石の円柱とレリーフが並び、18世紀に造られたバロック様式の大広間や美しい天井画は、見る人を虜にし必見になっています。
<オーストリア国立図書館の地図>
どちらも魅力的な図書館なので「美女と野獣」の世界観にピッタリな図書館ですね。
イメージ的には、豪華絢爛なオーストリアの国立図書館プルンクザールの方が「美女と野獣」のイメージにはしっくりきそうですね。
美女と野獣の舞台の城のモデル
「美女と野獣」実写版のモデルになった城は、フランスに実在する「シャンボール城」です。
現在は、世界遺産「シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷」を構成する一部の中に登録されています。
また、レオナルド・ダ・ヴィンチが設計に加わり、お城のシンボルである二重の螺旋階段を設計したとも言われています。
ロワール地方シャンボール城。屋上テラスから間近に見る屋根の塔の繊細で見事な作り。ディズニー映画「美女と野獣」実写版の舞台にもなりました。 pic.twitter.com/XMUO8wGLgP
— MYBUS FRANCE (@MYBUSINFO) October 11, 2018
「シャンボール城」は、フランスのロワール地方にある城で、フランソワ1世の狩猟小屋を始まりとした城と言われていて、1519〜1547年の間の大改修で今のような城になりました。
シャンボール城はパリから170キロ離れており車で2時間ほどかかります。
見どころは多く、屋上テラスは広大で360°の大自然のパノラマが広がっています。
また庭園はフランスの庭と言われるほど広く、パリの市街地とほぼ同じ大きさだとも言われています。
<シャンボール城の地図>
実際にフランスに行って「シャンボール城」を見に行くのは、なかなか難しですが、2020年春に東京ディズニーランドに「美女と野獣」エリアがオープン予定です。こちらで雰囲気が楽しめそうですね。
2020年春TDLに新ファンタジーランド「美女と野獣エリア」がオープン予定です!
野獣の城には、映画の名曲にあわせて動くライドに乗るタイプの日本独自のアトラクションもオープンします✨ pic.twitter.com/u5kVd8kcNO
— ディズニーニュース (@orange_disney1) May 4, 2017
「美女と野獣」の実写版のモデルになった「シャンボール城」の、荘厳な美しさと豪華さは、まさに童話の世界にいるようで、二人のダンスシーンが目に浮かんできますね。
美女と野獣の実写のモデルの村
「美女と野獣」の主人公のベルが暮らす小さな村のモデルとなった場所は、世界遺産であるサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の一つとして教会を有するフランスのコンク村です。
映画『美女と野獣』の村のモデルといわれるフランス南部の村、コンク。電車も通っていない、本当に時が止まったような、でも魅力あふれる場所なのです。https://t.co/J3D59VFpaP pic.twitter.com/raFqFJR56M
— [みゅう]ヨーロッパの個人旅行 (@MYUTOKYO1) May 24, 2017
映画「#美女と野獣」のモデルになった小さな村が超キュートhttps://t.co/oIu2NcaUcP pic.twitter.com/N8j74vUNwr
— BuzzFeed Japan (@BuzzFeedJapan) May 19, 2017
「コンク村」は、フランス南部のミディ=ピレネー地域圏の中にある人口約269人前後の小さな村です。
古くから巡礼地として親しまれ、フランスのもっとも美しい村に選ばれています。
コンク村は歩いて1時間くらいで回れる小さな村ですが、ガーデニングがキレイで石畳の階段や街も落ち着いていてのんびり過ごせそうな印象です。
映画では、この村からインスピレーションを受けてセットで再現されているようです。
また、「美女と野獣」のアニメの方では、フランスのコルマールという村がモデルになっています。
フランス・アルザス地方のコルマールに行きました美女と野獣の町のモデルになったそうでとてもかわいい町でした♡ pic.twitter.com/QeBHHMbZuO
— さら (@sa_rah_mi) June 2, 2019
他にも、コルマールはジブリ映画「ハウルの動く城」のモデルにもなっているようですね。
<コンク村の地図>
こちらも、2020年に東京ディズニーランドで新設される「美女と野獣」エリアで村が再現される予定なので、お城と一緒に雰囲気を味わうことができそうですね。
どの場所も魅力的で、実際には、なかなか行けない場所ですが、一生に一度は訪れてみたい場所ですね。
まとめ
「美女と野獣2017」の実写映画のロケ地・モデルの場所について調べてみました。
- 図書館のモデルは、ポルトガルのコインブラ大学の構内にあるジョアニナ図書館。
- 城のモデルは、フランスのロワール地方にあるシャンボール城。
- 村のモデルは、フランス南部にあるコンク村。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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