2022年〜2023年の冬は、全国各地で例年より早く初雪や降雪を記録し、全国的にも厳しい寒さが訪れていますね。
寒い日が続くので、春の訪れが恋しくなりますが、2023年度は何月頃から暖かくなるのでしょうか。
本記事では、「いつから暖かくなるの?2023年春頃の傾向と例年の気温を比較」と題してお届けします。
2023年いつから暖かくなるの?
昔から日本では、「暑さ寒さも彼岸まで」ということわざがあるように、「冬の寒さは春分頃(3/21)まで、夏の暑さは秋分頃(9/22)までには和らぎ、過ごしやすくなる」と教えられてきました。
なので、冬の寒さは春分頃(3/21)までには落ち着き、寒暖を繰り返しながら暖かい春が訪れます。
ちなみに、二十四節気において春の始まりとされる立春は、2023年は2月4日(土)となります。
2月4日頃となると、まだまだ寒い日が続く時期となり、立春は、冬至(12月21日頃)と春分(3月21日頃)の中間点あたりの時期になり、春分頃から、暖かさを感じることが多くなります。
今年は寒い日が続くので、いつまで寒さが残るのか気になりますが、寒い冬をもたらしているラニーニャ現象の終わりを見ていきましょう。
寒い冬をもたらすラニーニャ現象は春頃に収束する
日本列島に強い寒気が流れ込みやすくなった一つの要因として考えられるラニーニャ現象ですが、2月以降は次第に落ち着きつつありそうです。
気象庁から、今後、春の間にラニーニャ現象が終息し、平常の状態になる可能性が高い(80%)と予想が出ており、3月以降には解消する確率が高くなっていますね。
そこで気になるのは「2023年いつから暖かくなるのか?」
住んでる地域によっても寒暖の差や感じ方は人によって違いますが、概ね暖かくなると感じるのは気温が15℃以上になった時と数値化してみることができます。
<日本の首都(東京)を中心にデータを取ると寒い暑いの肌感覚は以下のようになります。>
暖かくなると寒さが和らぐとも表現ができ、概ね「寒すぎず暑すぎず」と感じる気温なので、日中の気温が15℃を上回れば快適に過ごすことができるでしょう。
気象庁から長期予報が発表されているので、2023年の暖かくなる時期について見ていきましょう。
例年の春頃の気温と2023年の傾向を調査
こちら気象庁が発表した2022年2月〜4月までの平均気温の予報となりますが、ラニーニャ現象が終息に向かう、2月以降は全国的に気温はほぼ平年並みか高いと予想されています。
3月以降は全国的に例年より暖かくなります。
2月は全国的に平年並みとなりますが、3月に入ると、全国的に平年より高い気温になると予想されていますね。
そこで、例年の春頃の気温はどうなのか、各地の例年の平均気温について見ていきたいと思います。
3月の気温:最高4° 最低 −4°
4月の気温:最高12° 最低 3°
5月の気温:最高18° 最低 8°
3月の気温:最高9° 最低 0°
4月の気温:最高15° 最低 5°
5月の気温:最高20° 最低11°
3月の気温:最高14°最低 5°
4月の気温:最高19° 最低10°
5月の気温:最高23° 最低 15°
3月の気温:最高14° 最低 3°
4月の気温:最高20° 最低9°
5月の気温:最高24° 最低 14°
3月の気温:最高14° 最低 5°
4月の気温:最高20° 最低 10°
5月の気温:最高25° 最低 15°
3月の気温:最高14° 最低 6°
4月の気温:最高19° 最低11°
5月の気温:最高24° 最低15°
※こちらは過去の平均的な気温になるので、今現在は温暖化が進み、もう少し平均気温は上昇していると思われます。
日中の寒暖差によっては、早く暖かいと感じる場合もあるかと思われます。
今年2023年は3月頃にラニーニャ現象が解消されるので、昨年と同じような傾向を辿ると予想出来るでしょう。
12月〜1月は冷え込みがあり、桜の開花に必要な休眠から、開花に向けての目覚めの時期にあたる2〜3月の気温が平年並みから高い傾向で推移するためで、桜のつぼみは順調に生長し、全国的に例年並の開花時期になりそうです。
具体的に、今シーズンの開花時期は、全国的に平年並みか平年より早いと予想されており、3月20日頃に東京で開花がスタートし、続いて四国・九州・東海地方でも開花し始める見通しです。
2022年度も3月中旬以降になると全国的に桜の開花が予想されていました。
それを踏まえて暖かくなる時期について、3月には平年並か高い気温になるので、ほぼ例年通りになると予想できます。
2023年暖かくなる時期予想まとめ>
・仙台:4月頃
・東京:4月頃
・名古屋:4月頃
・大阪:4月頃
・福岡:4月頃
朝晩の寒暖差や天候によっては、もっと早く暖かいと感じられる日が幾分かあるかもしれませんが、概ね暖かいと感じられる日は全国的にも4月に入ってからになるのではないでしょうか。
ラニーニャ現象の終わりが見えてきて、平年並の気温に戻るので、春頃は例年通り快適に過ごすことができそうですね。
まとめ
寒い冬をもたらすラニーニャ現象が3月頃には解消される見込みなので、例年通り春の訪れがやってきそうですね。
なので、例年通りに桜の開花が全国的に見られそうです。
しかし、春先頃までは朝晩の寒暖差など体調管理にはお気をつけください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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