掃除機ダイソンの調子が悪く、長年使ってきたこともあり、そろそろ買い替えたいなと検討していたら、「ジャパネットたかた」の広告が目に止まりました。
下取りすれば2万円引きとかなり安くなるようなので、本気で買い替えを検討し始めたところ、なぜ「ジャパネットたかた」はそんなに安いのか気になりました。
なので、下取りのからくりや安い理由について調査してみました。
目次
ジャパネットたかたはなぜ安い?
「ジャパネットたかた」は、毎年売上を伸ばし2021年度は最高収益を記録していますね。
2021年度は、コロナ禍ということで、巣篭もり需要もあり、過去最高の売上2506億円を記録しています。(前期比4.2%増)
なぜ、ジャパネットたかたは、毎年右肩上がりに売上を伸ばしているのか。
私はあまりネット通販を利用することはなく、「ジャパネットたかた」は高いと思い込んでいました。
よく行く家電量販店で購入すれば、たいていの店員さんは値引き交渉に応じてくれるので、気に入った店で対面販売で購入するのが一番と持論を持っていました。
しかし、ジャパネットたかたには、期間限定になりますが、下取りキャンペーンで、かなり安くなるという事実を知りました。
ジャパネットたかたは、色々な商品を取り扱っていますが、期間限定ではありますが通常価格より、割引された価格で販売されています。
・炊飯器
・エアコン
・布団
・スマホ
・テレビ
・レンジ
・食品 など
その筆頭格が掃除機のダイソンなのですが、なぜ安く販売されているのでしょうか。
ジャパネットのダイソンなぜ安い
当時発売されていたダイソンステッククリーナー「dyson V8 slim fulffy」という商品は、下取りなし59800円で販売されていましたが、下取りアリだと2万引きの39800円で販売されています。(期間限定4/29~5/8)
ダイソンの掃除機が約4万円で買えるのこれは安いのではと思い、他社の価格はどのくらいで販売されているのか比較してみました。
価格ドットコムで調べたところ、45000円が最安値となっていました。(2021年5月時点)
それと比較すると下取りなしで購入する場合は、かなり割高(59800円)になりますが、下取りアリだと他社の最安値より5000円くらい安く購入することができます。
ちなみに、ジャパネットたかたでダイソンを購入する場合は、送料990円、下取り手数料550円がかかります。
その金額を考慮しても、最安値を維持できているので、下取りに出される方は購入してもよいかと思います。
家電量販店で購入する場合は、下取りがないので、自分で処分代を払って処分する必要があります。
なので、ジャパネットたかたなら処分代の必要もなく、下取りして割引されるという宣伝に魅力を感じている人が多いのではないでしょうか。
この下取りキャンペーンが無ければ、逆に割高なので、タイミングが合えば購入を考えてもいいかもしれませんね。
ジャパネットたかたが安い理由は下取りのからくりにあり
ジャパネットたかたの安さの理由は下取りにあるところです。
下取りに出せるものは、メーカー問わず、古くて壊れていても大丈夫。
通常なら処分費用がかかるものも、下取りでさらに安く買い物ができるので、嬉しいサービスですが、下取りにはからくりがあるようです。
ジャパネット下取りのからくり
「下取りあり」や「引き取り無料」と表示がある場合、古さ・メーカー・故障の有無に関わらずどんなものでも下取り・引き取りを行います。
※リサイクル対象を含む一部商品には別途費用がかかります。
ジャパネットの「下取り」リサイクルが必要な家電品の場合は、リサイクル料金を徴収しており、基本的に収集した「下取り」品は処分しています。
下取りしてもらえて、さらに価格が安くなることで、購入者はかなりメリットを感じる方も多いかと思います。
下取りキャンペーンは期間限定ということもあり、期限付きなので人の心理的にもメリットの方が大きく感じられようです。
期間中は注文が殺到するようですよ。
不要品が無料で引き取ってもらえて、さらに安く購入できるシステムを売りにしているのは、ジャパネットならではと思います。
また、なぜ、下取りするのかと言うと、それは、ジャパネットたかたにメリットがあるからです。
下取りした商品は、専門業者に処分を依頼する流れになっていますが、家電製品は、リサイクルすることで、レアメタル、基盤、金、プラチナ、ニッケル、銅など希少金属から高級金属まで採れます。
なので、中古家電製品はお宝の山とも言われていますね。
ジャパネットで購入する人にもメリットがあるので、Win-Winの商売として成立しています。
逆に、下取りがない場合だと、かなり割高になるので、キャンペーン期間を把握しておくことが大事になりそうですね。
他にも安い理由はあります。
売りやすい商品を仕入れている
どの商品が良くて、どの商品が駄目なのか、一般消費者には分からないことがありますが、最低限の機能(ほどほど良い)で、それを魅力的に宣伝していることが挙げられます。
要するに、ジャパネットたかたが売りやすい商品を見つけてきて、それを匠に、テレビ、ラジオなどの媒体で魅力的に商品をPRしている。
他の家電量販店では、店員さんと対面で、製品について説明を聞くしかありませんが、ジャパネットならそれが、全国放送で可能です。
なので、ネット通販でもバカ売れするのです。
大量に商品を仕入れている
当たり前ですが商品を大量に仕入れれば、当然仕入れコストは安くなります。
ネット通販に特化した会社なので、日本全国から問い合わせがあるため、相当のストックがあり大量に仕入れていると考えられます。
売上も年々増えてきているので、メーカーとも信頼関係があり、独自の販売手法が確立できており、それが安く提供できる理由の一つです。
立地や自前の設備
ジャパネットたかたは長崎県の佐世保に本社を構えており、社屋や人件費は首都圏の企業よりも安くすみます。
また、放送設備を自前で抱えているので、番組制作を外注しているところより安いコストで制作が可能です。
なるほど、安さの秘密が分かりましたが、口コミや評判などもチェックして、購入を検討してみるのも良いですね。
まとめ
ジャパネットたかたの安さの秘密に迫りましたが、期間限定になりますが下取りを上手く利用すれば、お得に買物ができることが分かりました。
今はコロナ禍ということもありネット通販を利用する方も多く、手軽に買い物ができるので検討してみてもいいかもしれませんね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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