風立ちぬの菜穂子が山へ帰るシーンの意味は?二郎に宛てた置き手紙についても

どうも!土谷ヒロです。

映画「風立ちぬ」は宮﨑駿監督のラスト作品と言われ話題になり注目を集めました。

この映画は、ヒロインの菜穂子についての描かれ方について賛否があるのですが、その中の一つ菜穂子山へ帰るシーンについてが気になります。

なぜ菜穂子は二郎に置き手紙を残して病院がある山に帰っていったのかと、最後に二郎に宛てた置き手紙の内容について深掘りします。

菜穂子が山へ帰るの意味

映画「風立ちぬ」は、主人公の堀越二郎とヒロインの菜穂子の夫婦の生と死を描いた物語なのですが、菜穂子は、この当時「不治の病」と言われている結核を患っています。

菜穂子は結核の治療のため山にある病院で病気の治療を行っているのですが、そのシーンの内容のあらすじを振り返ります。

菜穂子が山に帰るシーンの意味について考察します。

菜穂子と結核

二郎と婚約した菜穂子ですが、持病の結核が悪化し、ついには喀血してしまいます。そして、病気を治すために人里離れた山の病院に入院する事になりますが、飛行機の開発で二郎が見舞に行けないでいると、菜穂子は病院を抜け出して二郎のもとへ行き、覚悟を決めた菜穂子と結婚して共に生きることを決意します。上司の黒川の計らいで結婚式行い、家の離れを借りて、二人は結婚生活は始まります。

二郎の寝る間も惜しんで開発に打ち込んでいた姿を見て、菜穂子は仕事をしている二郎が好きだと彼を励ましています。しかし、菜穂子はみるみる弱っていき、衰えを悟られぬように隠れて頬紅をさすようになります。そして、飛行機が完成して試験飛行が行われる日の朝、菜穂子は二郎を見送ると、置き手紙を残して、二郎の元を去っています。

最後の菜穂子の消息は描かれていないので、恐らく病院に戻ったのかと思われますが…菜穂子の最後は視聴者の判断に委ねられるシーンでもありますね。

黒川夫人も加代も菜穂子の気持ちを汲み取るようなシーンで印象に残りました。

菜穂子は、最後、自分の死を予期して二郎から身を引いたシーンのように見えますが、私は最後の死を迎えるまで二郎とともにいれば良かったのになと思います。菜穂子の苦しむ姿を見て二郎は辛いかもしれませんが、菜穂子は二郎と最後まで一緒にいたかったはずだと思います。

このシーンには色々な意味が考えられるようです。

菜穂子の気持ち

1.自分の死を予言し病気がさらに深刻になり苦しむ姿を二郎に見せたくない、二郎を悲しませたくない、という菜穂子の気持ちからの行動で、一人残された二郎に対する配慮の表れなのかもしれません。

2.菜穂子は、自分の弱い所や苦しむ姿を二郎に見て欲しくなかった、よい思い出だけを二郎の心に残したかった、美しい姿と美しい思い出だけを二郎に残したかったという菜穂子の美学があった。

菜穂子の本当の気持ちは分かりませんが、菜穂子の美学(美しい所だけ見て欲しい)を貫いたことと、菜穂子なりの二郎に対する優しさの配慮の表現なのではないでしょうか。

菜穂子が二郎に宛てた置き手紙

菜穂子は、最後に二郎に置き手紙を残して、姿を消すことになるのですが、その内容が公開されていないのですごく気になりますよね。

恐らく、菜穂子の律儀な性格から黒川家宛と加代宛、そして二郎宛の3通をしたためていたと思われます。

置き手紙の内容を菜穂子の性格から推理したいと思います。

手紙の内容

黒川家宛

黒川さんと夫人に感謝の気持ちを表した内容で、結核である自分とは家族のように接してくれて、二郎との結婚生活を支えてくれたことへの感謝の気持ちをが述べられていると思われます。あと夫(二郎)のことをよろしくお願いします。とも書かれていたでしょう。

加代宛

加代と仲良くできたこと、お世話になったことの感謝の気持ちの内容で、将来の夢(医者)を実現して欲しい気持ちと、二郎を支えて上げて欲しいということが書かれていたと思われます。

二郎宛

1.二郎に出会えたことへの感謝の内容で、結核である私と最後まで戦ってくれてありがとう。短かった結婚生活だけどすごく幸せだった、あなたに会えてよかったという内容が書かれている。

2.仕事に対する内容で、二郎の才能と努力を間近で見てきた菜穂子だから言えることが綴られている。どんなことがあっても諦めないでという内容が書かれている。

3.二郎のこれからの人生について、二郎が前を向いて進んでくれるように、前向きな話の内容が書かれている。再婚を勧めたかどうかは分かりませんが…

 

3通とも、ありきたりな内容かもしれませんが、二郎に宛てた手紙については、菜穂子の二郎への感謝の気持ちと仕事に対する応援の気持ち、これからの人生について、前を向いて進んで欲しいという内容で、マイナスなことは一切述べていない内容だったと思われます。

菜穂子は、生前もキレイで、引き際もキレイで、最後まで二郎にキレイなままでいる印象を与えるラストのシーンと置き手紙の内容だったのではないでしょうか。

まとめ

・菜穂子が最後に山へ帰るの意味は、二郎に対する配慮と自分の美学(キレイなままでいる)を貫くための菜穂子の引き際(最後)だったのではないでしょうか。

・菜穂子が最後に残した置き手紙は、推測ですが、二郎の将来を気遣い、引き際もキレイに印象を残す内容だったと考えられます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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