ステキな金縛りの更科六兵衛は実在した人物？映画・清須会議にも出陣していた！

映画「ステキな金縛り」は、２０１１年公開の映画。

三谷幸喜監督による作品で、西田敏行さん演じる落武者幽霊が面白おかしく映画を楽しませてくれました。

西田敏行さんが演じた落武者幽霊＝更科六兵衛は実在したのか、またはモデルがいるのか気になったので調べてみました。

ステキな金縛りの更科六兵衛は実在した人物？
- 笠原政晴
映画・清須会議にも更科六兵衛は出陣している
まとめ

ステキな金縛りの更科六兵衛は実在した人物？

ステキな金縛りの中井さん可愛いです✨ pic.twitter.com/VZAnlfJFJi
— 🌜あすま🌛 (@asuma_susume) September 12, 2019

更科六兵衛じゃん、、、、、 pic.twitter.com/oT34D39yeN
— シュン NOSE GRIND (@shun_nosegrind) July 12, 2019

映画「ステキな金縛り」は、落武者幽霊（西田敏行）と三流弁護士（深津絵里）による法廷で繰り広げられるサスペンスコメディ。

三流弁護士の宝生エミ（深津絵里）は、勝てる見込みのない裁判に、落ち武者幽霊・更科六兵衛（西田敏行）に法廷で証言するように登場させ、そのやり取りは大変ユーモラスで面白いキャラクターとして登場していました。

三谷幸喜さんらしく大変ユニークな作品になっていますが、更科六兵衛は実在の人物ではなくオリジナルキャラクターのようです。

何か元ネタがあるのか気になって調べたところモデルの武将にたどり着きました。

更科六兵衛のモデルは笠原政晴という実在の武将がモデルになっているようです。

笠原政晴がどんな人物なのか気になったので簡単にまとめてみました。

笠原政晴

駿州戸倉城。
駿豆境目の北条vs武田の最前線の城。
天正年間には北条方城将笠原新六郎守備も武田氏曾禰河内守の調略により謀叛。
ちなみに「ステキな金縛り」の更級六兵衛はこの笠原新六郎政晴だとか… pic.twitter.com/34ukt1Fewd
— 小太三郎 (@kotasaburou) December 10, 2017

時代：戦国時代〜安土桃山時代

生年月日：不明

死没：１５９０年７月１７日

通称：笠原新六郎、笠原政尭

城：戸倉城（静岡県）

主君：北条氏政→武田勝頼→北条氏直

氏族：松田氏→笠原氏

松田憲秀の長男として生まれますが、実子がいない笠原家に養子に出されることになります。（次男という説もあり）

笠原家に実子が生まれたことで微妙な立場になります。

笠原家の実子が成長するまの期間限定で笠原家の地位を継いだようですが、出生時の記録もなく謎が多い人物のようです。

その後、戸倉城の城主を任され北条家の家臣として働きますが、目立った戦功を上げることができず、立場を悪くしたのをきっかけに、武田氏に内応し戦功を上げることに成功します。

しかし、甲州征伐で武田氏が滅亡すると、露頭にに迷うことになり、父・松田憲秀の助けで北条氏に帰参を果たし、剃髪して出家します。