2022年の夏は、全国各地で猛暑日(35°以上)を記録し、例年より暑い日が長く続きました。
9月後半にもなれば、日中は残暑が残るものの朝晩は少しひんやりした空気が流れ、鈴虫の鳴き声とともに秋の訪れを感じることができます。
秋が訪れたかと思えば、すぐ寒い冬がやってきますが、2022年はいつ頃から寒くなるのでしょうか。
本記事では、「2022年秋冬はいつから寒くなるの?例年の秋冬の気温と今年の傾向を調査」と題してお届けします。
2022年の秋冬はいつから寒くなるの?
日本では、「暑さ寒さも彼岸まで」ということわざがあるように、「冬の寒さは春分頃(3/21)まで、夏の暑さは秋分頃(9/22)までには和らぎ、過ごしやすくなる」と教えられてきました。
夏の暑さは秋分頃(9/22)までには落ち着き、寒暖を繰り返しながら寒い冬が訪れます。
そこで気になるのは「2022年の寒くなる時期はいつからなのか?」
住んでる地域によっても寒暖の差や感じ方は人によって違いますが、概ね寒いと感じるのは気温が14度以下になった時と数値化してみることができます。
<日本の首都(東京)を中心にデータを取ると寒い暑いの肌感覚は以下のようになります。>
寒いと感じる気温は8℃~14℃なので、14℃を下回れば人は寒いと感じるようですね。
大手の気象予報機関「ウェザーニュース、日本気象協会、気象庁など」から長期3ヶ月予報が発表されているので、2022年の寒くなる時期について見ていきましょう。
2022年は暖秋が続き季節の歩みは遅い
気象庁は、向こう3ヶ月(10月〜12月)の気温傾向について以下の長期予報を発表しています。
どの地域も10月については、高温傾向が続き、11月以降ほぼ例年通りの気温に落ち着くと予想されていますね。
9月を中心に残暑が厳しく、10月も残暑が長引く見込みです。
また、ラニーニャ現象の影響で太平洋高気圧が平年より強く、例年より遅い時期まで秋雨前線や台風の影響を受けるおそれもあります。
①地球温暖化の影響等により、全球で大気全体の温度が高い。
②ラニーニャ現象の影響で、上空の偏西風はユーラシア大陸から日本の東にかけて平年より北を流れやすい見込み。また、太平洋高気圧が平年より強く、東への季節的な後退と衰弱が遅い、等があげられます。
※秋の訪れはゆっくりで、11月にかけて急速に季節が進んでいくと見られます。
なので、今年は暖秋が続き、季節の歩みがゆっくりで11月に入ると、一気に寒くなる傾向にありそうです。
例年の秋冬の気温と今年(2022)の傾向を調査
日本気象協会の発表でも2022年10月〜12月の気温傾向は、10月までは気温は高めですが、11月以降は全国的に平年並になると予想されています。
そこで、例年の秋冬の気温はどうなのか、各地の例年の平均気温について見ていきたいと思います。
9月の気温:最高22° 最低 13°
10月の気温:最高16° 最低 7°
11月の気温:最高8° 最低 1°
12月の気温:最高2°最低−5°
9月の気温:最高25° 最低 17°
10月の気温:最高19° 最低 11
11月の気温:最高14° 最低 5°
12月の気温:最高8°最低0°
9月の気温:最高27°最低 20°
10月の気温:最高22° 最低 15°
11月の気温:最高17° 最低 9°
12月の気温:最高12°最低4°
9月の気温:最高28° 最低 20°
10月の気温:最高23° 最低 13°
11月の気温:最高17° 最低 7°
12月の気温:最高11°最低2°
9月の気温:最高29° 最低 21°
10月の気温:最高23° 最低 15°
11月の気温:最高18° 最低 9°
12月の気温:最高12°最低4°
9月の気温:最高28° 最低 21°
10月の気温:最高23° 最低 14°
11月の気温:最高17° 最低 9°
12月の気温:最高12°最低4°
※こちらは過去の平均的な気温になるので、今現在は温暖化が進み、もう少し平均気温は上昇していると思われます。
また、日中の寒暖差によっては、早く寒いと感じる場合もあると思われます。
2022年の寒くなる時期は11〜12月頃と予想
気象庁からも同じく11月の気温傾向については、概ね平年並と発表されています。
それを踏まえて寒くなる時期について、暖秋が長く続くが11月には平年並の気温になるので、例年通りになると予想できます。
<寒くなる時期予想まとめ>
・仙台:11月頃
・東京:11月頃
・名古屋:11月頃
・大阪:11月頃
・福岡:11月頃
9月、10月は暖秋で進み、11月になると平年並の気温に戻るので、その温度差で寒いと感じるケースあるかもしれませんね。
朝晩の寒暖差や天候によっては、もっと早く寒いと感じられる日が幾分かあるかもしれませんが、概ね寒いと感じられる日は全国的にも11月に入ってからになるのではないでしょうか。
まとめ
長期3ヶ月予報では、10月は気温が高い傾向にありますが、11月は平年並になるので、この寒暖差で一気に寒いと感じられるポイントがきそうですね。
涼しくなったと思ったら、急に寒くなったりするので体調管理には十分注意してお過ごしください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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