「鬼滅の刃」の十二鬼月の鬼の親(ラスボス)鬼舞辻無惨は最期、竈門炭治郎はじめ、柱や仲間の鬼殺隊の総力戦により、敗北し最後を迎えました。
しかし、最後に太陽が出て、幕を閉じようとしていたが、悪あがきをして、巨大化した、赤ちゃんに化けていますね。
なぜ、無惨は赤ちゃん化してしまったのか深堀します。
鬼舞辻無惨が赤ちゃん化したのはなぜ?
#鬼滅本誌
無惨様赤ちゃん形態は草 pic.twitter.com/Nh7XBIeNjh— モーリーファンタジー@遊戯王初心者🔰 (@KOJI03216669) March 22, 2020
無惨が最期を迎える際に、自分の分身を炭治郎に託すつもりで取り込み肉の塊で生き延びようとし、太陽の光から避け逃げ出そうともがくシーンが醜悪でした。
その姿が大きな赤ちゃんの姿とったのです。
とても醜くい肉の塊、醜態を晒したのだが、自分の肉の中に取り込もうとした炭治郎に最期は身体の内側から斬られてしまい最後を迎えていますね。
この太陽から身を守る肉の鎧の姿の巨大な赤ちゃんが最終的な無惨の姿になっています。
ここで大きな疑問が一つ、なぜ最後は大きな赤ちゃんになったのか?
生まれつき体の弱かった無惨が、最後に炭治郎を取り込み強く生まれ変わる姿に、生まれたての自分を再現したようにも見えました。(再生)
①日光を避けようとした。
②太陽を克服した炭治郎を継承者として取り込もうとした。
③新たに再生するため
色々な憶測が考えられますが、無惨の生い立ちを見ていき、理由を紐解いていきます。
鬼舞辻無惨の生い立ちや正体は?
無惨は平安時代に生まれています。
1000年も生きていた無惨ですが生まれつき、というか母親のお腹の中にいる時から生死をさまよっていました。
普通は成長し、生まれる前や赤ちゃんの時の記憶など無いのですが、頭脳明晰で特殊な人間であった無惨は覚えています。
「私の心臓は母親の中で何度も止まり私にはいつも、死の影がぴたりと張り付いていた」と作中にも語られています。
無惨は元々は人間で、その両親も人間だったことがわかります。
そして無惨はなぜ、鬼になってしまったのか。
無惨の正体は、すべての鬼の元凶であり、たくさんの鬼をつくり自分の目的を果たそうとしましたが、ここでは、無惨の能力について見ていきましょう。
- 鬼の思考を読むことが出来る。
下弦の鬼を呼び出した時に心の中でつぶやいた言葉がわかり、1人(魘夢)を除き殺してしまう。 - 鬼のいる場所を把握できる。
- 瞬時に場所を特定できる、全ての行動を把握している。(禰豆子、珠代、愈史郎は、無惨の呪いを解いている。)
- 自分の身体(姿)を変えられる。
無惨は姿を変えて生活している。
子供の姿(俊國)は製薬会社の息子として自ら薬を作る場所として利用している。また病弱という事で家から出ないことで日光を浴びないように生活することができる。
紳士な貿易会社、社長(月彦)妻と子供も居るが無惨の子ではない。財産が目的。
奇麗な和服美人 情報を仕入れる為の潜入するときに、女装する。
無惨は姿を変えて人間として暮らしていましたが周囲の人間を思い込ませる力もあったようです。
繊細で頭のいい無惨ですが性格は非常に傲慢で「私は何も間違えない。私が正しいと言ったことが正しいのだ」という思考。
たとえ部下でもためらわずに殺す悪鬼です。
なぜ鬼になってしまったのか気になる所です。
鬼舞辻無惨はなぜ鬼になった?
無惨が人間として生まれたのになぜ鬼になってしまったのか。。
生まれた時から身体が弱く20歳まで生きられないと言われた無惨ですが治療を受けても一向に良くならないため、主治医の医者を刺し殺してしまいます。
しばらくして薬が効き始め、病弱ではなくなったのです。
しかし、無惨は強靭な身体を手に入れ生きられる喜びを得ましたが、鬼になってしまった。
医者を殺したことに、全く後悔はなく、自分で最強の力を手に入れたとより傲慢な心が形となり、凶暴化していますね。
まさに、鬼より人間の方が怖いとはこのことです。
善良な医者を殺してしまい日光の下に出れないことを本能で感じ、克服するためには、医者の書物に書いてある薬に入ってた成分である「青い彼岸花」を探さなければならず、鬼を増やし続けて「太陽を克服できる身体」を求めます。
鬼になった無惨は1000年以上も自分の目的のために生き長らえたのです。
最終的に無惨は赤ちゃんの姿になりましたが、なぜなのか。
鬼舞辻無惨の最終形態が赤ちゃんの理由?
久しぶりに読んだら無惨様赤ちゃん化した上に死んでて草 結構あっさりだったけど実は肉人形で本体逃げてそう pic.twitter.com/eyHoaPMIWd
— えーかわ (@akawa114514) March 21, 2020
無惨は最終的に赤ちゃんの姿で醜態を晒しますが、生まれる前から生死をさまよい、生まれた後も病弱だったため常に死を恐れて生きていました。
人間の時の記憶が特殊な能力のため残っているので臆病な部分もあり死への恐怖が拭い去れない。
最終決戦での戦闘の時に追い詰められた無惨は、太陽がでる直前に自分の身体を肉で覆い光を避けた。
その姿が赤ちゃんの姿だったのですが、精神的にも赤ちゃんレベルで、自分勝手なわがままな思考が残っており、それが赤ちゃんという姿になって現れています。
赤ちゃん化がアキラのパクリ?
無惨の巨大化した赤ちゃんの姿が、過去の作品にある「AKIRA」のパクリなのかという問題についてですが、超能力少年・鉄雄と無惨には似ているところがあるのではないかという点。
時代背景が違う事や、物語を真似してるわけではなく、薬で制御できなくなった鉄雄の身体と、逆に薬で細胞を破壊された無惨の赤ちゃん化した姿が似ているということですね。
無惨の赤ちゃん化は、作者の完全オリジナルで、前述した生まれる前の姿③の新しく再生しようとした無惨の試みであったのではと考察しました。
また、赤ちゃんレベルな思考で身勝手極まりない無惨の精神レベルがここでも読み取ることが出来ます。
鬼舞辻無惨の最後/死亡後は?
無惨に最期が訪れましたが、今までの冷酷な無惨の姿と違い、とにかく醜いの一言でした。
太陽が昇りこれで倒せるという場面で、炭治郎や、他の仲間に追い詰められた無惨は自分を継承する分身に炭治郎を選び肉の鎧に取り込み、自分の血を与え鬼として復活させるのです。
鬼になった炭治郎を禰豆子や伊之助、善逸が泣きながら止めるシーンがあり、葛藤した炭治郎は自我を取り戻し人間に戻ります。
そこで、無惨の最期の言葉は「俺を置いていくな」でした。
無惨が死んだ後に、全ての鬼が死ぬということで、様々な疑問が湧きましたが、すべての鬼が死ぬのかと尋ねた時に産屋敷(お館様)に肯定も否定もしなかった姿を見て無惨に「図星のようだね」と全てでないことを確信してます。
愈史郎や禰豆子をお館様は案じたのでしょうね。
ただし、命とは別に、鬼になり、再び人間として再生した炭治郎の腕や右目の機能は再び失ってしまいました。
無惨は作中最強の悪ボスキャラとして描かれてきましたが、精神面の弱さや醜さが露わになり、鬼の怖さというより、無惨も人間だったということで、人間の醜さと、対象的に人間の美しさが描かれた作品だと思います。
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まとめ
鬼舞辻無惨は最強のダークヒーローでしたが、死を恐れるあまり、最後は臆病な姿が描かれています。
悪の世界で生き抜いてきた無惨の最期は生への執着が異常でしたね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
鬼舞辻無惨について気になる記事はこちら↓
鬼舞辻無惨の家族(子供・妻)は誰?女の姿や子供の姿(俊國)についても
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