毎年、暑い夏ですが、お盆の時期は、各地で連日猛暑日を記録し、9月にかけても熱中症に気をつけないといけません。
ずばり、今年2025年は「いつから涼しくなる」のでしょうか。
本記事では「いつから涼しくなるの2025年?何月のいつ頃から涼しくなるのか時期を調査」と題してお届けします。
目次
いつから涼しくなるの2025年?
2025年度は、日本全国各地で記録的な暑さを記録し、特に、お盆期間以降も暑さに注意が必要ですね。
🌞 史上最も暑かった2025年の夏
気象庁の発表によると、2025年の夏は平均気温が平年より2.36度も高く、統計開始以来もっとも猛烈で、異常な高温の夏となりました。
昨年・一昨年も記録的に暑かったものの、今年はその上を大幅に上回り、まさに“異常気象”と呼ぶにふさわしい結果です。
🌡 危険な暑さが相次いだ各月の特徴
6月:全国的に気温が高めに推移。東京の都心では真夏日が過去最多の13日。
7月:北海道でも40度近くになるなど、異例の猛暑が続出。
8月:群馬県伊勢崎市で41.8度を記録し国内最高を更新。さらに8月30日・31日にも40度超えを観測し、年間40度以上の日数は9日に達し、過去最多となりました。
北日本(北海道・東北)
平年より +3.4度と最も顕著に上昇。
北海道はさらに深刻で +3.7度、雄武町ではなんと +4.7度。
青森県八戸市も +4.1度と、通常では考えられない上昇幅を記録。
東日本(関東・甲信・北陸・東海)
平年より +2.3度。
関東甲信は +2.4度、北陸 +2.3度、東海 +2.1度。
各都市の上昇幅:水戸市 +3.1度、前橋市・熊谷市 +3.0度、東京 +2.8度。
西日本(近畿・中国・四国・九州)
平年より +1.7度。
近畿 +2.0度、中国地方 +2.1度、四国 +1.6度、九州北部 +1.7度、九州南部(奄美を除く) +1.3度。
兵庫県豊岡市は +2.5度。
沖縄・奄美
上昇幅は比較的小さく +0.5度。それでも例年よりは明らかに暑さが強まりました。
⚠️ 「異常な高温」が意味するもの
今回の統計結果は、単なる猛暑を超えた深刻な気候変動のサインです。
全国的に平均気温がこれほどまでに上昇したのは前例がなく、特に北日本での異常な数値は今後の生活や健康、農業、インフラにまで深刻な影響を及ぼす可能性があります。
特に北海道や東北といった「本来涼しい地域」が大幅に気温上昇した点は、これからの日本の夏の在り方を大きく変えるかもしれません。
私たちが体感したこの猛暑は、もはや“例外”ではなく“新しい日常”の始まりかもしれませんね…。🌡🔥
【Q&A】“史上最も暑い夏” その背景とは?
2025年の夏、日本の平均気温は平年より2.36度高く、統計開始以来もっとも高い記録を更新しました。
気象庁 異常気象情報センターの及川義教所長が、その背景について解説しています。
🌡 「この夏の高温は異常気象」
Q. 平年より2.36度高いというデータをどう評価しますか?
A. 130年近い統計の中で大きく記録を更新しており、「異常気象」と言って差し支えありません。
🌊 想定を超えた暑さの原因
Q. 夏の前の予報では『記録的な暑さにはならない見込み』とされていましたが、なぜここまで暑くなったのでしょうか?
A.フィリピン付近やインド洋付近で積乱雲の発生が活発化。
その結果、太平洋高気圧とチベット高気圧の勢力が強まり、日本付近に暑さをもたらしました。
活発さの度合いが予想を大きく超え、しかも長期間続いたため、異常な高温が継続しました。
🗾 北日本が特に高温になった理由
Q. 北日本では平年より+3.4度と大幅に高温でした。なぜ特に上がったのでしょうか?
A.
偏西風の影響:偏西風がサハリン付近まで北上し続けたため、北海道全域が暖かい空気に覆われました。
フェーン現象:南西の風が山を越えて熱を帯びたまま吹き下ろすフェーン現象が、北海道各地で発生しました。
🌊 海面水温の影響
Q. 北日本での海面水温の上昇も関係していますか?
A.夏の初めから北日本の海面水温が高い状態が続きました。
高気圧に覆われた影響で水温が上がり、その結果、陸地の気温も下がりにくい状況が継続しました。
具体的にどの程度影響したかは今後の検討課題です。
☀️ 今後の気温の見通しと注意点
Q. 8月の終わりにも40度超えが観測されました。今後の見通しは?
A.例年なら9月に入ると気温は下がりますが、今年は高気圧が依然として強く、暑さはしばらく続く見込みです。
特に東日本・西日本では猛暑日となる地域も予想されています。
引き続き、熱中症対策を徹底してください。
暑さのピークは9月だが10月以降も厳しい残暑
気象庁から、8月19日時点で9月〜11月までの3ヶ月予報が発表されていますね。
3ヶ月予報(9月〜11月)では特に、全国的に気温が平年よりも高くなると発表されていますね。
10月まで日本全国赤一色ですね。
最新の一ヶ月予報でもは、全国的に、気温が高くなる傾向にあるみたいですね。
10月以降も平年よりも気温が高い予想が出ているので厳しい残暑で暖秋が続き季節の歩みは遅いと発表されています。
また、例年よりも気温差の隔たりが大きくなる早期天候情報が気象庁から発表されています。
気象庁は9月1日、北海道から沖縄までの範囲に「10年に1度の高温予測」の早期天候情報を出しました。
この情報は、非常に珍しい高温が予想される場合に公表されます。
今後2週間、5日間の平均気温は通常よりも約2℃以上上昇し、9月後半にかけて特に暑くなる日が続く見込みです。
なので、9月に入っても高温傾向が続き、お彼岸の頃までは残暑が厳しくなりそうですね。
今年も去年の気温傾向に似ていることから、11月頃には全国的に平年並みの気温に戻り、一気に秋が深まる可能性があるとのことです。
2025年は何月のいつ頃から涼しくなるのか時期を調査
暑い寒いの温度感覚は住んでる地域によって変わってきますが、日本の首都(東京)を中心にデータを取ると寒い暑いの肌感覚は以下のようになります。
涼しいというかカテゴリーはないですが、快適に過ごせる気温を指すと思われるので、23℃〜27℃くらいになれば涼しいと感じられるみたいですね。
なので、28℃を下回れば涼しいといえるでしょう。
各地の例年の平均気温については以下の通りです。
8月の気温:最高26° 最低 18°
9月の気温:最高22° 最低 13°
10月の気温:最高16° 最低 7°
11月の気温:最高8° 最低 1°
8月の気温:最高28° 最低 21°
9月の気温:最高25° 最低 17°
10月の気温:最高19° 最低 11
11月の気温:最高14° 最低 5°
8月の気温:最高31° 最低 24°
9月の気温:最高27°最低 20°
10月の気温:最高22° 最低 15°
11月の気温:最高17° 最低 9°
8月の気温:最高33° 最低 24°
9月の気温:最高28° 最低 20°
10月の気温:最高23° 最低 13°
11月の気温:最高17° 最低 7°
8月の気温:最高33° 最低 25°
9月の気温:最高29° 最低 21°
10月の気温:最高23° 最低 15°
11月の気温:最高18° 最低 9°
8月の気温:最高32° 最低 25°
9月の気温:最高28° 最低 21°
10月の気温:最高23° 最低 14°
11月の気温:最高17° 最低 9°
あくまで過去の平均的な気温になるので、今現在は温暖化が進み、もう少し平均気温は上昇していると思われます。
残暑が厳しいので紅葉の色づきも遅め
下記の画像は2024年度の情報になりますが、2025年度も同じような傾向になりそうですね。
日本気象協会が第1回「紅葉の見ごろ予想」を公表しました。
秋は残暑が長引いたため、紅葉のピークは通常よりも遅れて現れます。
色付きが進み始めるのは、最も早い場所で9月の終わり頃と見られます。
特に北日本では、色づきが例年に比べて遅れる見込みです。
紅葉の色づきは、最低気温が8℃を下回ると紅葉が進み、8℃を下回るようになって約3週間でキレイに色づくといわれています。
10月頃には涼しくなると予想
日本気象協会が発表した2025年9月〜11月の3ヶ月の気温傾向についても、全国的に10月いっぱいは例年より気温が高いと予想されていました。
去年も記録的な暑さが続いており全国的に10月まで高温傾向が続きましたが、今年も同じような気温傾向になると予想されます。
それを踏まえて涼しくなる時期を予想してみると、例年よりは秋が訪れるのが遅くなると予想できそうですね。
<涼しくなる時期予想まとめ>
・仙台:9月頃
・東京:10月頃
・名古屋:10月頃
・大阪:10月頃
・福岡:10月頃
朝晩の寒暖差によっては、涼しく感じられる日が幾分かあるかもしれませんが、概ね涼しいと感じられる日は全国的にも10月に入ってからになるのではないでしょうか。
まとめ
2025年度も猛暑・酷暑が続いており、涼しい季節が恋しくなりますね。
今年の夏も各地で40℃以上の気温を記録している地域がありました。
なので、長期間、熱中症対策には例年以上に力を入れる必要がありますね。
例年通りになりますが、9月以降も酷暑が予想されているので注意していきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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