映画「君の名は。」が嫌いと酷評される理由は?幼稚で気持ち悪いという評価や感想も | パパママハック
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映画「君の名は。」が嫌いと酷評される理由は?幼稚で気持ち悪いという評価や感想も

映画

映画「君の名は。」は2016年の新海誠監督によるアニメ映画。記録的な大ヒットを収め「アナと雪の女王」につぐ、日本歴代公開映画4位の興行収入を獲得しています。

そんな映画の評価・評判も賛否両論で、中には嫌い酷評する感想も目立ちます。その理由は、幼稚で気持ち悪いからと言われているのですが、具体的に評価・感想内容を深堀していきます。

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映画「君の名は。」が嫌いと酷評される理由は?

どんなに良い映画でも賛否両論ありヒットして目立った分、酷評されたりするのは宿命なのですが、映画「君の名は。」についてはどうだったのか見ていきます。

新海誠監督は、2005年の映画「雲のむこう、約束の場所」で、宮﨑駿監督の「ハウルの動く城」を抑え、この年の毎日映画コンクールアニメーション映画賞を受賞しています。今回の映画「君の名は。」で2回目の受賞。

毎日映画コンクールアニメーション映画賞の受賞者は、過去には宮﨑駿、高畑勲、押井守、細田守など名立たる監督が受賞している名誉ある賞です。

今まで目立ったヒット作がなかったのですが、映画「君の名は。」のヒットで、アメリカでは2016年に「注目すべきアニメーター10人」のうちの1人に挙げられています。

言わずともしれた物語は、長野県や岐阜県飛騨地方や東京を舞台にした高校生の男女が入れ替わる物語。

その評価を見ていくと、「映画.comでは4.0」「ヤフー映画では4.12」「Firmarksでは3.9」をマークしています。

この結果を見ればなかなかの高評価だと理解することが出来ます。

映画の主題歌でもあるRADWIMPSの「前前前世」もすごくインパクトがあり映画の物語にもマッチしていました。

そして、日本アカデミー賞での優秀監督賞、最優秀脚本賞受賞はアニメ作品としては史上初となる快挙で、様々な賞の受賞やノミネートされ話題にあがった作品。

前作の2013年の映画「言の葉の庭」では、配給が全国23館だったのに対し、本作は300館まで拡大されています。

海外での評価も高く、世界のおよそ125の国と地域で公開されて、2001年の映画「千と千尋の神隠し」を抜いて、世界での興行収入は日本映画として史上最高額となりました。

タイ・中国・香港では2014年の映画「STAND BY ME ドラえもん」を超え歴代1位に、イギリス・フランス・アメリカでも高評価で、宮﨑駿監督と同等の評価を得るだろうと言われています。

この結果から見ても、日本国内ではもちろん、海外からの評価もかなり高いことが分かりますね。

しかし、映画レビュー評価の詳細を見てみると、大絶賛するコメントが多く見られる中、一方では、嫌い面白くないと酷評のコメントする人もいます。

実際に、うちの母親(60歳)も「君の名は。」を地上波で視聴して、評判が良かったので見たけど、全然意味がわからなかった、なんで評価されるの?と疑問を投げかけていました。

60歳の母親が楽しめる映画なのかどうかは…わかりませんが…

 

どんな映画でも賛否両論あるのは当たり前なので、口コミなどで具体的な評価や評判・感想を見ていきます。

映画「君の名は。」は幼稚で気持ち悪いという評価や感想

映画「君の名は。」を観て視聴者はどういう感想を思っているのか、映画口コミサイトやツイッター上の感想を見てみた所、当然といえば当然なのですが、やはり賛否両論に分かれていました。

新海誠監督は、誰もが楽しめる物語で、特に10代〜20代前半の人に向けた作品を目指したと言われています。

なので、面白いと高評価する感想と、面白くない嫌いと酷評する感想では、かなり意見が違うのでそれぞれの感想をまとめていきます。

面白いという感想

多くの若い年齢層(主人公と同じくらい)の方に支持されている印象を受けました。なかには泣けるという意見もあったので、物語の主人公の年齢に近い方は共感したり、シンクロさせて映画を視聴しているようですね。

この映画の世界観は男子受けが良いようです。

新海誠監督の思惑はある意味当たっていると言えるのではないでしょうか。

幼稚で面白くないという感想

あまりに稚拙な脚本。なぜ多くの男女の中から、この二人が入れ替わることになったのか?何をきっかけに二人はここまで恋愛感情を抱くことになったのか?そのあたりの肝心なことが丁寧に描写されておらず、非常に雑で強引なストーリー展開という印象。

恋愛って人生って
こんな甘くないのよ実際は。しかも、女性から見ていささか不快に感じる場面がチラホラ。
いかにも男性主導で書かれた描写だろうという感が拭えず、その男性優位性にも、若干腹が立つ。

この映画が「男女のすれ違い」がテーマの作品であることはよくわかる。その前提にあるのは、男女の間にふりかかるなんらかの「外的障害」を取り除けば、男女が「完全な合一」という理想状態に達することができる、という幼稚な幻想である。

この映画のターゲットは誰に向けて作られたのか?若者向けに向けて作られた映画だとは思いますが、あまりにもヒットし過ぎて、想定していなかった視聴者が話題を呼んで視聴したことで、男尊女卑だとか恋愛が陳腐だ甘くない幼稚な考え方だという感想が目立ち酷評につながっているようです。

また、新海誠監督の作品作りに対する世界観は変わっていないので、大ヒット作になったことで妬みの的にもなっている印象を受けます。

気持ち悪いし面白くないという感想

気持ち悪いという感想は、性的描写など男性の願望が分かるように作られていたり、三葉の「口噛み酒のシーン」をよく思わない視聴者が多かったみたいで、マニアックだ、男願望満載で気持ち悪いと酷評する意見が多く見られました。

本作での「口噛み酒のシーン」は、三葉が、実家の神社の巫女として、「口噛み酒」という伝統的な酒造りを人前で披露しているシーン。そして、それを売ろうと妹が提案するシーン。

「口噛み酒」の存在や作り方は伝統的なものなので、否定されるべきネタではないのですが、のちにインタビューで語った新海誠監督のコメントも良くなかったようです。

「口噛み酒」について、これがキスのメタファーであったと告白。さらに、そのシーンには自身のフェティシズムが無意識のうちに入ってしまったのかもしれない。

まさに男の願望を満たすようなシーンと解釈されてしまっているので女性には気持ち悪いとの酷評が目立ちました。

なので「君の名は。」は、新海監督のこれまでの主なファン層(若い男性)には含まれなかった若い女性にまで届く作品になったことで嫌いと酷評される的になっているようですね。

また、映画「君の名は。」が大ヒットしている最中に不倫騒動が報じられたり、天狗になってしまったのではと、作品のイメージを下げる要因になっているようです。

嫌いと酷評される評価・感想まとめ

一番の酷評要因は、新海誠監督の想定していたファン層を超えた層にまで視聴されたことが原因のようですね。

固定ファンがこの映画を観る分には、新海誠監督の世界観が分かっているので問題無いようですが、特にファン層ではない若い女性からは生理的に受付ないと思われているようです。

大ヒットアニメ映画とはいえ、ジブリ映画などの家族向けの作品ではないのは確かなので、子持ち世帯にもあまり受けは良くなさそうですね。

また、映画がヒットしたことで、目立った分、妬んだりそれをよく思わない方もいて、酷評される要因になっているようですね。

まとめ

映画「君の名は。」が思わぬメガヒットしたことで、目立ち視聴者層が拡大されたことで、若い女性などから新海誠監督の世界観が嫌いと酷評される要因を作っているようです。

新海誠監督は変わらず自分の世界観を表現しているので、これからも話題を呼びそうな映画が登場し、またどんな評価がされるのか楽しみですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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