「鬼滅の刃」黒死牟(こくしぼう)は最強キャラの上弦の壱として作中に登場します。
多くの柱や鬼殺隊士を苦しめ、殺した黒死牟ですが、なぜ鬼になったのでしょうか。
また、目が6つある理由や名前の由来についても深堀します。
黒死牟の名前の由来はペスト?
黒死牟になっても、目が足りない🤣#BEFIRST pic.twitter.com/V5ZLFzPvoS
— 🐉satoshikon🐈⬛🕺🐧BESTY🎁(🚌) (@satoshikon5) September 22, 2021
黒死牟の名前の由来は「黒死病」いわゆるペストだと言われています。
当時ヨーロッパの流行では、人口の3分の1以上がペストで亡くなり皮膚が黒くなる特徴的な症状から「黒死病」と呼ばれており、「黒死牟」と名前が似ており由来になっていることが分かります。(※牟はむさぼる、奪うという意味がある)
黒死牟は体や刀から枝のように刃を生やすことが可能で、それはペストの強い感染力を表しているように思います。
また、ペストは感染後に放置すると必ず死亡するという点においても十二鬼月で最強である上弦の壱の由来であることが納得できますね。
黒死牟は、まだアニメなどには出てきておらず、身体の色は不明ですが、今後カラーで黒死牟の肌が黒く描かれているかどうか注目が集まります。
黒死牟の本名(人間のときの名前)
黒死牟の人間時代の本名は継国巖勝(つぎくにみちかつ)で、日の呼吸の使い手であった継国縁壱(つぎくによりいち)の双子の兄です。
また、継国巖勝は霞柱・時透無一郎の先祖であり、月の呼吸の使い手でした。
ちなみに月の呼吸は日の呼吸の派生で、16個型があります。
・弐ノ型 珠華ノ弄月(しゅかのろうげつ)
・参ノ型 厭忌月・銷り(えんきづき・つがり)
・伍ノ型 月魄災渦(げっぱくさいか)
・陸ノ型 常夜孤月・無間(とこよこげつ・むけん)
・漆ノ型 厄鏡・月映え(やっきょう・つきばえ)
・捌ノ型 月龍輪尾(げつりゅうりんび)
・玖ノ型 降り月・連面(くだりづき・れんめん)
・拾ノ型 穿面斬・蘿月(せんめんざん・らげつ)
・拾肆ノ型 兇変・天満繊月(きょうへん・てんまんせんげつ)
・拾陸ノ型 月虹・片割れ月(げっこう・かたわれづき)
出てきていない型もありますが、どれも斬撃に三日月が発生し、他の呼吸とは違ってこの三日月に当たってもダメージを受けます。
他の呼吸の攻撃時のモーションで発生する水流や炎はそう見えているだけで実際は刀身からの攻撃しか出来ませんが、黒死牟は刀身も自身の肉体である事から、鬼になったことにより三日月を発生させるといった特殊な呼吸法も使えるようになったのかもしれません。
黒死牟の目が6つある理由は?
黒死牟の目が6つある理由の由来は、縁壱零式というからくり人形で確認できます。
刀鍛冶の里で登場した縁壱零式というからくり人形の腕が6本あります。
これは、腕が6本ないとモデルとなった縁壱の動きを再現できなかったからだそうです。
鬼が使う血鬼術や見た目は人間時代の名残のものが多いようなので、黒死牟は目が6つないと縁壱の動きを捉えられないと思ったのでしょうか。
なので、黒死牟は縁壱の早い動きに追いつくために目が6つ付いています。
ちなみに刀鍛冶の里にて縁壱零式は小鉄という少年が所持しており、1度は時透無一郎に壊されてしまいます。
しかし、修理後に炭治郎に破壊されると、中から漆黒の日輪刀が出てきます。
漆黒の日輪刀を持っているのは作中では炭治郎と縁壱だけであることを考えると、おそらく日輪刀が黒くなるのは日の呼吸の適性があるという事なのでしょう。
ということは、おそらく縁壱零式の中にあった日輪刀は縁壱の物だったと思われます。
縁壱零式から出てきた日輪刀は、鋼鐵塚蛍(炭治郎の刀を担当している刀鍛冶)により研磨されてから炭治郎の元に渡っています。
黒死牟が鬼になった理由は?
でも実はね、縁壱さんに嫉妬する黒死牟(巌勝)の気持ちの方が理解できてしまって…。
「私は、お前になりたかった」すごく良くわかる😭
キリストに対するユダのように、モーツァルトに対するサリエリのように…。持たざる側の嫉妬。本当に苦しいよね😢
黒死牟の最後に着衣から現れた笛に泣いた😭 pic.twitter.com/tZny1Ks98G— ばび (@moimoiv1) September 30, 2021
当初は鬼殺隊士として鬼を倒していた巖勝ですが、無惨に出会って自身が鬼になります。
鬼殺隊は鬼を倒すことを目標にしている集団ですが、巖勝はなぜ無惨の誘いに乗って鬼になってしまったのでしょうか。
ここでは巖勝が黒死牟となった理由についてまとめていきます。
黒死牟と継国縁壱の過去は?
前述した通り、人間時代の黒死牟(巖勝)と縁壱は双子の兄弟です。
巖勝は縁壱の身体能力に気付き、更に縁壱が母の左半身の不自由に気付いていたことを知って、縁壱を心の底から憎み憧れるようになります。
その後、縁壱が消息不明となり、巖勝は妻子にも恵まれますが、野営をしている時に鬼に襲われてしまいます。
その時に縁壱との再会を果たし、縁壱の強さに憧れた巖勝は妻子を捨てて鬼殺隊士となり、巖勝も縁壱と同じく痣者となりますが、縁壱の使っていた日の呼吸は使えず、派生の月の呼吸を使うようになります。
痣者が25歳になる前に死んでしまうことを知った巖勝は焦り、無惨の「鬼になったら無限の刻を生きられる。私も呼吸を使える者を鬼にしてみたい。」という誘いに乗って鬼になってしまいます。
鬼となった後に縁壱と戦った際も縁壱に後一歩のところまで押されますが、次の一撃を放つ前に縁壱が息絶えてしまい、黒死牟は奇しくも生き延びます。
鬼殺隊の中で最も優れた剣士である縁壱が死んでしまった事で、他の人に負ける訳にはいかないと黒死牟は勝ち続けることを選ぶ。
しかし、最後は、悲鳴嶼行冥、不死川実弥・玄弥、時透無一郎の共闘により滅びゆくなか縁壱との過去を回想し滅びました。
黒死牟は年老いた弟(縁壱)を殺したときに、幼少期のときにあげた笛を今も大事も持っていたこと、涙を流したシーンは衝撃でしたね。
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まとめ
双子とは比べられやすいものですが、兄として親にも期待されていたが弟のほうが才能があったという事を認めるのはなかなか難しい事だったのではないか。
幼い頃から劣等感と勝ちたい気持ちだけで鬼になり、目標としていた縁壱を倒すことも出来ず、縁壱に勝ちたいという執念で目が6つもあり、最後は、縁壱のことを想い回想して滅んでいく姿は切ないですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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