宇髄天元の兄弟の名前や何人いる？弟のその後/父親や母親は？

「鬼滅の刃」ド派手な音柱・『宇髄天元』の過去は、忍者で宇髄一族の元忍びでした。

そんな天元の生い立ちから柱になるまで、天元の兄弟や生き残った弟や両親について調べていきたいと思います。

また、天元が柱になった理由やお館様との関係もお伝えします。

宇髄天元の兄弟の名前や何人いる？

宇髄天元は忍者の家系だが…その使命は過酷宇髄の兄弟は9人、15歳になるまでに7人死んだが…3人は年齢が一桁の時に過酷な修行で死亡。残った6人は…父親の命令で殺し合いをしてるお互いに頭と顔を覆面に隠し、互いに兄弟とは知らされずに…宇髄は兄弟2人を殺してる。下の弟も兄弟2人を殺してる pic.twitter.com/wPbbH2nLZc

— meiling(美齢) (@ykmeiling8) February 6, 2021

宇髄一族の頭領として育てられた天元（長男）は、姉1人と弟7人と自分を含む9人姉弟（兄弟）でした。

天元が15歳になる前に過酷な修行の末、7人が亡くなっています。（※姉１人・弟６人死亡）

そのあと天元は弟と2人になってしまうのですが、残った弟はまるで生き写しのように、冷酷な父の考え方と同じようになり決別していますね。

また、姉弟の名前や年齢に関しては明かされていませんね。

情報が出てこないのは影である忍びならではでないでしょうか。

次に、天元の生い立ちについて探ってみます。

宇髄天元の生い立ち

宇髄一族の忍びの家系に生まれた天元の誕生日は10月31日（23歳）出生地は不明ですね。

忍者といえば三重の伊賀が有名ですが、影である忍びゆえに多くの情報はなく、このあとは過酷な試練と戦う天元の記録しかありません。

この時の天元は今とは真逆「地味」に目立たないように生きていたそうです。（忍びだから当然といえば当然ですね）

天元が生まれた「忍びの一族」は、絶滅の危機にあったため当主であった父はこの状況に焦り、強い忍者を育てようと天元や姉弟に厳しい訓練を強いたのです。

その結果9人の姉弟のうち年齢が一桁で3人が亡くなり、残りの６人で殺し合いをさせられたのですが、お互いの顔に覆面をかぶり相手が誰かもわからず殺し合いになったのです。

ただ天元は2人殺した時点で父の策略に気づき激しく怒りをあらわにし狼狽しました。

しかし、冷酷非情な父に天元の叫びが届くはずがなく、ただ1人残った弟さえ父の生き写しになってしまったのです。

父と弟の「部下は駒　妻は跡継ぎを生んだら死んでもいい　本人の意思は尊重しない」という考え方に、天元は同じ考えを持つことができず、また2人（父・弟）を殺してしまうこともできない苦悩の末15歳で忍びの里を出たのです。

それ以来、父と弟に会うことはなかったようですね。

そんな厳しい試練を与えた天元の父や母は今どうしているのでしょうか？

父親や母親は生きている？

天元の父はお伝えした通り無機質で冷酷非情な人。

物語でもその後の消息はわかってません。

ただ、その後は、家督は弟に継がせたのではないでしょうか。

母に関しては、忍び一族の習わし通り、15歳を迎えると当主の選ぶ相手と結婚させられていますね。

条件や相性の良い相手を選ぶそうですが、忍びの一族は一夫多妻制で3人の嫁を持つことが条件です。

よって天元の父にも３人の嫁がいて、そのうちの1人が天元の母となるのでしょう。

更に、父は「妻は跡継ぎを生む為に存在する」と言っていたので、大事にされず悲惨な生活を強いられたと思います。

天元の兄弟が多いのも母が多いからでしょうね。

母親の存在やその後も描かれていませんが、天元が嫁に優しいのは父親を反面教師にしているからでしょう。

そして、15歳で妻を迎えた天元は忍びの里を出る時に3人の妻も連れて一緒に里を出ています。

宇髄天元の弟は新上弦の伍？

原作では登場しませんでしたが、宇髄天元の弟は新上弦の伍では？という考察が生まれていますね。

理由としては、上弦の伍の玉壺が倒されたあと、席が空席になっていることが考えられる。

※上弦の肆の半天狗が倒された後は、鳴女が、上弦の陸の堕姫・妓夫太郎が倒された後は、獪岳が補充されています。

天元の弟は、父親と同じく冷酷な性格となり、兄弟を殺しているので、鬼に堕ちてしまう可能性がありました。

しかし、　新上弦の伍として登場しなった理由は、そもそも鬼と出会わなかったことが要因でしょう。

それに、天元が遊郭編で柱を退いているので、ストーリー上登場させる必要性がなかったのではないでしょうか。

宇髄天元が柱になった理由

宇髄天元が忍びの一族から抜けて間もなく出会う鬼殺隊のお館様に「辛いね、天元、君の選んだ道は」と声をかけられます。（天元：当時１５歳）

そして、お館様は「自分を形成する幼少期に植え込まれた価値観を否定しながら戦いの場に身を置き続ける」天元と天元の妻（元忍び、くのいち）を肯定し認めてあげたのです。

今までの環境とは違い、お館様（産屋敷耀哉）の優しさに触れ、鬼殺隊として生きていくことを決めます。

身体能力は、はじめから、ずば抜けていたので柱には早い段階で上り詰めたのでしょうね。（※９人の柱で２番目に柱になったと考えられています。）

お館様との関係は

天元はお館様に今まで受けたことのない愛情を受けました。

ある日、お館様はいくつかの任務を終えた天元に（妻である3人も忍びの経験を生かして潜入捜査をしています。）「天元も捜査、ご苦労様、引き続き捜査よろしくね。」と労います。

帰ろうとする天元を呼び止めて頭をポンポンと撫で「生まれてきてくれてありがとう。君は自分の生い立ちをひどく後悔してきたけれど、その奇跡がなければこうして出会わなかった、ありがとう。天元、君はすばらしい子だ。」『お誕生日おめでとう』というのです。

天元の過去の辛い親子関係からすると、血縁関係でもないお館様の言葉は心に響き、きっと愛に溢れていたことでしょう。

天元を号泣させるほどの愛情をお館様は与え、天元も答えているので師弟を超えた親子の愛のようなものを感じたのではないでしょうか。

比較的早い段階で柱になった天元は、お館様を深く尊敬し慕っていたようですね。

まとめ

ド派手な音柱・宇髄天元の生い立ちから少し切ないエピソードをお伝えしました。

天元の姉弟や父、母のこと、そして、お館様との出会い。

幼少期からの天元はお館様に会うまで暗闇にいたのかもしれませんね。

もともと優しい天元ですが、お館様の愛に触れ、鬼殺隊に入ったことで、３人の嫁をより深く愛するようになったのではないでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました！